キャラクタユーザインタフェース
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CUIの画面例。内容はGentoo LinuxでBashコマンドを実行したもの。
キャラクタユーザインタフェース (character user interface、略称 CUI、和製英語)、コマンドラインインタフェース (command line interface、略称 CLI)は、コンピュータにおいて、キーボードを用いて入力を行い文字によって出力を行う様式のユーザインタフェースである。グラフィカルユーザインタフェース (GUI) の対義語として使われる。CUI (character user interface) という呼称は基本的に日本だけで通用するものであり、英語圏などではCLI (command line interface) という呼称が使われる。日本においても会話などではコマンドラインやコンソール(端末)と呼ばれることが多い。
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特徴 [編集]
CLIは旧式のインタフェースだと思われがちだが、GUI環境には無い長所も持っている。そのため、Linuxなどを含むUnix系のサーバではCLIで操作することが現在でも主流であるし、開発者などの中にはコマンドライン環境でほとんどの作業を済ませる者がいる。また、従来のWindowsはコマンドラインインタフェースが貧弱であったが、近年ではWindows PowerShellのようにCLI環境を強化する動きが現われている。
長所 [編集]
- 処理の自動化が容易である(一連のコマンドや制御文は文字情報なのでファイルに単純に保存しておくことができ、それを後で何度でも実行・修正できる)。
- プログラムを作成する際、ユーザからの入力を処理する部分(コマンドラインインタプリタ)を比較的簡単に作れる。GUIのプログラムは、一般にユーザインタフェースの作成に手間がかかり、内部状態も多くなる。
- プログラムの出力を別のプログラムに直接入力したり(簡易なプロセス間通信: パイプ)、ファイルに保存したりできる。
- リモートログインする場合、クライアント側で専用のソフトウェアが不要である(SSHクライアント程度で済む)ことが多い。
- 別のコンピュータにリモートログインする場合、ネットワークへの負荷が低い。低速な回線でもリモート操作ができる。
- 一般に自動補完機能が利用できるため、コマンドをすべて手で入力する必要はない。
- キーボードだけで操作できるため、手慣れたユーザは作業を敏速に行うことができる。
- 直前操作の確認や、資料収集(操作履歴の保存・他人への提供)などが容易。
- 先行入力が可能である。GUIにおける、操作を行うためのボタンが表示されるまで待たされる、といったことが避けられる。
- など
短所 [編集]
- 基本的なコマンドをある程度覚える必要があるため、習得コストがかかる。各プログラムのパラメータも必要に応じて調べる必要がある。
- 人間の視覚的な能力をあまり活用できない。
- 選択肢やヘルプなどを画面上に表示することにも限界がある。
- 図形的なものの操作には向かない、または不可能。
- など
CLIを採用しているオペレーティングシステム/アプリケーション [編集]
- メインフレーム、ミニコン、オフィスコンピュータの大半のオペレーティングシステムb
- UNIX、Linux (GUI環境を標準搭載しているディストリビューションが多いが、その場合も仮想端末でCUIが使われる)
- MS-DOS
- CP/M
- OS/2のOS/2コマンドプロンプト(GUIやDOSコマンドプロンプトとは異なり、OS/2のベースである)
- Windows Server Core
GUI上でのエミュレーション [編集]
多くのGUI環境はその中でCLI環境を提供している。これらはタスクの1つとして、GUIのウィンドウ内でCLI環境を表示する。
- 端末エミュレータ
- Microsoft WindowsのDOSプロンプト、コマンドプロンプト、Windows PowerShell
- OS/2のDOSコマンドプロンプト