Circulator

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Circulator
GRAPEVINEスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル ポニーキャニオン
プロデュース 根岸孝旨
チャート最高順位
GRAPEVINE アルバム 年表
Here
2000年
Circulator
2001年
GRAPEVINE LIVE 2001 NAKED SONGS
2002年)
『Circulator』収録のシングル
  1. ふれていたい
    リリース: 2000年11月1日
  2. Our Song
    リリース: 2001年1月31日
  3. discord
    リリース: 2001年6月20日
  4. 風待ち
    リリース: 2001年7月18日
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Circulator』(サーキュレーター)は、GRAPEVINEの4枚目のアルバムである。2001年8月1日ポニーキャニオンより発売された。

概要

  • 3ヶ月連続リリースの第3弾。前作から約1年5ヶ月振りのアルバムとなった。
  • タイトルは「循環器」「循環させるもの」という意味である。
  • ベーシストの西原誠がジストニア治療によって一時離脱したこともあり、今回のアルバムは3人での製作となった。その為、GRAPEVINEのアルバムでは初めて西原の楽曲が収録されておらず、楽曲の大半のベースもプロデューサーである根岸孝旨(Dr.StrangeLove)が務めている。アルバムのツアーにはサポートメンバーとしてベースに金戸覚、キーボードに高野勲が参加した。
  • 今作は他のアルバムに比べて田中による作曲の割合が高く、収録曲数(13曲)もオリジナルアルバムでは最多である。ゲストミュージシャンとしてあらきゆうこ斎藤有太らが参加している。
  • 田中は「(過去の作品と比べて)一番『ロックっぽく』なったのではないか」とBARKSのインタビューで語っている。一方で西原は「古いファンは離れるかも」と、自身の休養時に田中を通じて述べており、復帰後にも今作について「なんだろ…閉塞感、みたいなものを普通に感じたんですよ」と評している。
  • 後に『From a smalltown』の発売日である2007年3月7日に低価格・限定盤として再発された。

収録曲

  1. Buster Bluster
    作詞/作曲:田中和将
    2分にも満たない楽曲であるが、歌詞が存在している。田中、西川、亀井の3人がボーカルとしてクレジットされており、声自体も加工されたものになっている。
  2. 壁の星
    作詞/作曲:田中和将
    打ち込みとチェロが使われた作品。
  3. discord
    作詞:田中和将/作曲:亀井亨
    10thシングル。WOWOWコパ・アメリカ2001」テーマソング。
  4. 風待ち
    作詞:田中和将/作曲:亀井亨
    11thシングル。今作の先行シングルとなった。
    Best of GRAPEVINE 1997-2012』ファン投票13位(中間結果13位)。
  5. lamb
    作詞:田中和将/作曲:亀井亨
    本来はアルバムに収録せず、しばらくお蔵入りになる予定だったが、非常に完成度が高かったことから収録されることになった。
    田中はこの曲を「亀井メロの王道」と評している。
    『Best of GRAPEVINE 1997-2012』ファン投票27位(中間結果28位)。
  6. Our Song
    作詞/作曲:田中和将
    9thシングル。
    『Best of GRAPEVINE 1997-2012』ファン投票7位(中間結果6位)。
  7. (All the young)Yellow
    作詞:田中和将/作曲:西川弘剛
    ダンロップデジタイヤ」CMソング。
  8. フィギュア
    作詞:田中和将/作曲:西川弘剛
    亀井曰く「デモテープの完成度が高かった」とのこと。
  9. ふれていたい
    作詞:田中和将/作曲:亀井亨
    8thシングル。
    『Best of GRAPEVINE 1997-2012』ファン投票25位(中間結果24位)。
  10. アルカイック
    作詞:田中和将/作曲:西川弘剛
  11. 波音
    作詞/作曲:田中和将
  12. B.D.S.
    作詞:田中和将/作曲:亀井亨
    タイトルは「ブレーキ・ダウン・シンドローム」の略。あらきゆうことのツインドラムという形式で収録された。
    ライブではアウトロが省略される形で演奏されることが多く、演奏前に田中は「南部の男になってくれ。COME ON、B.D.S.!」と言う。
  13. I found the girl
    作詞/作曲:田中和将
    田中によると、コーラスが大変だったらしく、かなり時間がかかったとのこと。西川がベース、亀井がノイズギターを担当している珍しい曲である。

パーソナル