3D酔い
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3D酔い(スリーディーよい)は、テレビゲームをしている最中に起こるとされる症状の一つ。正確には映像酔いの一種である。
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[編集] 酔う原因
3Dのゲーム画面が回ったり目まぐるしく動いた際、画面を見ている人が一時的に気持ち悪くなってしまうという物。あまり運転手には起こらない乗り物酔いとは違い、こちらはゲームを遊んでいる本人にも起こりうる。
酔いの原理は、三半規管が正常に働かなくなること、正常に現状を捉えられないことで発生するが、3D酔いの大半は「現在目で見ている世界の動き」と「実際の三半規管の動き」のズレから来る。つまり、ゲームの中では例えば上下に動きながら歩いているのに、実際の自分の三半規管はその上下運動を捉えられていないなどでズレが生じ、それを「酔い」と脳は感じ取ってしまう結果、起こる物である。
[編集] 発生しやすいプレイ環境下
- 周りが暗い(室内照明が不十分)
- 疲れている
- 長時間プレイ
- 画面が小さすぎる(注視する必要がある)もしくは大きすぎる(視界を占有する為錯覚し易い)
- 動きが激しい(特に上下動が大きいと問題が起き易い)
- 3Dモデリングが歪んでいる
- そのゲームの操作やシステムに慣れられず、思った方向に正確にキャラクターを動かせない
特にこの症状は不快感を持ち始めた軽度のうちにゲームを中断する事が勧められるが、ゲームの性格上中断が難しい(セーブできる場所が少ない等の理由)場合、プレーヤーに「後もうちょっと、もうちょっとだけ」という心理が発生しやすく、より悪化する傾向が強い。
[編集] 主な症状
[編集] 3D酔いの傾向
近年では主観視点のゲーム(主にFPS)が家庭向けゲーム機向けに数多く発売されているが、これにより酔う人が見られる。これらは「見上げる・見下ろす」という動作も多く、これが「画面の上下動」となって症状を誘発させ易いと考えられる。日本国内においてはプレイステーションのキングスフィールドシリーズ、NINTENDO64の「ゴールデンアイ 007」やアーケードゲーム「機動戦士ガンダム 戦場の絆」では3D酔い被害者が多数出た事で有名である。
またダンジョン探索型ゲーム(主にRPG)でも、ダメージ表現で画面が上下に揺れるものもあるが、これも映像酔いを誘発させやすく、敏感な人では『ドラゴンクエスト』の戦闘画面のような二次元表示でも映像酔いを起こして同種の酔い方をする場合も見られる。
また、3Dで表現されたフィールド上で、3Dの主人公を見下ろしてプレイするものも、カメラが背景のオブジェクトに引っ掛かって、突然ズームした、もしくは背景のオブジェクトにカメラがめり込んで、背景のポリゴンがちらついたような形でカメラの前に映り込んだ、意図する方向へカメラがパンしなかった、などが原因で酔う可能性が高いと言える。
3D酔いに関しては、本来はゲームを開発する側も、できるだけ起こりにくい様に気をつけるべきものである。だが3Dの処理は、CPUに大きな負荷をかける事が多い。また3D酔いを起こしやすい人と起こしにくい人などの個人差がある事も相成って、3D酔いに大きく影響する、レンダリングやカメラワークの処理、またプレイヤーが操作に混乱しにくいUIの設計がおろそかになってしまう傾向になっていると言える。
また、近年は3Dでゲームの画像を表現しようとするタイトルが多く、ゲームファンの方からも、3Dだとリアルに感じるという意見もある。更にオブジェクトが大きく移動するゲームはポリゴンで作成する方が開発もしやすいという事もあって、ゲームは好きだが3Dは酔うため2Dが良いと思うプレイヤーの意見は、現在のところ、なかなか反映されない状況である。
このため未だにゲームは3Dより2Dのほうがよかったというオールドファンも多い。

