釧路市民球場
| 釧路市民球場 Kushiro Municipal Baseball Stadium |
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|---|---|
| 施設データ | |
| 所在地 | 北海道釧路市広里7(大規模運動公園内) |
| 所有者 | 釧路市 |
| 管理・運用者 | 釧路市スポーツ振興財団(指定管理者) |
| グラウンド | 内野:クレー舗装 外野:天然芝 |
| 照明 | なし |
| 収容能力 | |
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20,000人
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| グラウンドデータ | |
| 球場規模 | グラウンド面積:14,021m² 両翼:97.6 m 中堅:122 m |
釧路市民球場(くしろしみんきゅうじょう)は、北海道釧路市にある野球場。施設は釧路市大規模運動公園内に位置しており、釧路市が所有し、釧路市スポーツ振興財団が指定管理者として運営管理を行っている。
現在、日本最東端に位置するプロ野球公式戦開催球場である。
目次 |
[編集] 球場のあゆみ
釧路市が大規模総合型体育施設の整備を目指し、その一つとして1983年(昭和58年)7月に釧路市民球場が開設された。 それまでの釧路市富士見球場に代わる主要の球場として、今日まで利用されている。 また、日本ハムの主催試合問題を機に2010年(平成22年)8月、屋内練習場が設けられた。
[編集] 使用状況
高校野球の地区大会のほか、クラブチームなどの試合に利用されている。
プロ野球の公式戦では隔年に一度、東京ヤクルトスワローズなどの主催試合が1試合行われていた。
また、横浜ベイスターズはマルハ(現:マルハニチロ水産)が親会社として保有していた時代に水産事業で釧路と深い結びつきがあり、1995年、1997年、1998年、2001年、2003年に主催試合を開催していた。
その後、北海道日本ハムファイターズが北海道に移転した翌年の2005年、道東地方の地域密着を狙う方針に倣い、日本ハムの主催試合(対オリックス・バファローズ戦)が行われた。その後2007年、2008年と年に1試合、日本ハムの主催試合が行われた。
上記の日本ハム主催試合をはじめ、当球場で行われる試合は帯広の森野球場での毎年1試合のカードと連日で組まれるため、「道東シリーズ」とも呼ばれている。なお、「道東シリーズ」は両球場ともナイター設備がないため、週末にデーゲームで行われる。また、「道東シリーズ」は原則として土曜日に釧路、日曜日に帯広で行われる[1]。
しかし、2009年の試合を最後に釧路での日本ハム主催試合の開催が見送られ、2010年以降は帯広の森野球場での2連戦で行われている。(後述)
2009年7月18日に行われた対埼玉西武ライオンズ戦は1回裏終了後の大雨によりノーゲームとなり、日本ハムが本拠地を北海道に移転してから初の主催試合中止となった。[2]
[編集] 屋内練習場の開設
[編集] 日本ハムの主催試合をめぐる問題
2010年度より日本ハム主催試合の開催が見送られ、「道東シリーズ」は帯広の森野球場での2連戦で行われる形となった。これによりその後の主催試合の撤退が懸念されている。
これまで行われてきた日本ハムの主催試合では、特に試合前や試合中など2009年の試合が中止になったものを含めても雨が多かった事や直前までの降雨によってグラウンドコンディションが悪かった事 (特に内野は土のグラウンドである為、悪化したグラウンド状態の中で選手負傷の危険性、試合中の守備でのミスも多い状況となっている) 、また試合終了直後の選手の移動事情や雨天時の雨天用練習場がない等、条件に応じた設備が充実していないことなどが主催試合開催から外れた理由とされる。[3][4]
[編集] 釧路の気候
釧路の気候は亜寒帯多雨冷涼気候に属し、年平均気温は5.6℃となっている。
1910(明治43)年からの気象台による観測統計開始以降、屋内練習場が整備された2010年の100年の間に、 釧路市(中心部)で最高気温が30℃以上の真夏日がこれまで観測されたのは僅か6回だけで、年間でも25℃以上の夏日に達すること自体も少ない。
1998(平成10)年7月11日に行われた横浜ベイスターズ対中日ドラゴンズ戦は雨降りだった上、試合中の気温も15℃という状況下だった。 また、以前にはロッテオリオンズの主催試合(対近鉄バファローズ戦)が9月に行われたことなどもあった。
こうした気候条件にも、日本ハム主催試合の問題が表面化するまでは、他球団のものも含めプロ野球の試合が年間多くても2試合ほどの中では対策も特になされてこなかった。
[編集] 屋内練習場の整備から完成まで
日本ハムから2010年度の主催試合開催を見送られたことで球場環境などの問題点が浮き彫りとなり、改めて対応が求められた。これまでにも市民や球場利用者などからも施設に関しての要望が上がっていたことから、市も改善に向け着手に至る。[5]
球場施設に関する整備計画が市議会で承認され、雨天時など通年でも練習可能な屋内練習場が整備される運びとなり、 2010年4月16日に着工、[6] 7月30日に完成し、8月6日に竣工を迎えた。 完成に際し亜細亜大学硬式野球部が合宿を行ったほか、JR北海道など社会人チームの対戦が行われた。
屋内練習場整備にあたり、当初は億単位の予算が見込まれたが森林整備事業などの補助制度を活用し、最終的に4500万程まで総事業費を圧縮できた。
地元産のカラマツが用いられ、建設には萬木建設、大洋電工がそれぞれあたった。
[編集] 施設概要
[編集] 球場
- 両翼:97.6m、中堅:122m
- 照明設備:なし
- 収容人員:20,000人(内野:椅子席、外野:芝生席)
- 供用期間:5月1日~10月10日
[編集] 屋内練習場
- 室内床面積:364平方メートル
- 人工芝仕様
[編集] 交通
- JR根室本線・釧路駅前バスターミナル2番のりばからくしろバス⑩豊美線で「豊美2丁目」下車後徒歩約15分または「陸上競技場」下車後徒歩数分
- プロ野球開催時等には釧路駅より臨時バス運行あり
- 釧路駅よりタクシー約20分
[編集] 脚注
- ^ 過去に土曜日に帯広、日曜日に釧路で行われた場合もあった。
- ^ 翌日に予定されていた帯広の森野球場での同カードも雨天中止となり北海道移転後では初の「道東2連戦中止」となった。
- ^ [1]、09.7.19日刊スポーツ
- ^ [2]、09.11.22の釧路新聞
- ^ [3]
- ^ [4]、10. 5. 4 の釧路新聞