高階村 (石川県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
たかしなむら
高階村
廃止日 1954年3月31日
廃止理由 編入合併
高階村北大呑村南大呑村崎山村 → 七尾市
現在の自治体 七尾市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
都道府県 石川県
鹿島郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 2,177
(1953年)
隣接自治体 {{{隣接自治体}}}
高階村役場
所在地 石川県鹿島郡高階村町屋
座標 北緯37度01分54秒 東経136度54分15秒 / 北緯37.03172度 東経136.90428度 / 37.03172; 136.90428 (高階村)座標: 北緯37度01分54秒 東経136度54分15秒 / 北緯37.03172度 東経136.90428度 / 37.03172; 136.90428 (高階村)
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

高階村(たかしなむら)は、石川県鹿島郡にあった。現在の七尾市高階地区。

概要[編集]

1889年(明治22年)に町屋村、池崎村、西三階村、東三階村、温井村、盤若野村及び満仁村の区域をもって、高階村が発足する(各旧村は、大字となる)。初代村長は野村謙三、役場所在地は町屋。農林業が主要産業である一方で、織物の生産も盛んだった。1954年(昭和29年)に七尾市編入する。

人口[編集]

人口

  • 1945名(明治22年)
  • 1784名(大正9年)
  • 2177名(昭和28年)

世帯数

  • 333世帯(明治22年)
  • 332世帯(大正9年)
  • 420世帯(昭和28年)

大字[編集]

成立時は、旭を除く7つの大字から編成されていたが、1954年(昭和29年)に旭が加わった。なお、下記で()内の世帯数と人口は1889年(明治22年)当時のものである。

  • 町屋(まちや)-29世帯、158名
  • 池崎(いけざき)-82世帯、453名(小字:上手、下手、門前出、向出)
  • 西三階(にしみかい)-73世帯、393名(小字:上手、下手)
  • 東三階(ひがしみかい)-42世帯、345名(小字:谷内)
  • 温井(ぬくい)-20世帯、115名
  • 盤若野(はんにゃの)-45世帯、250名(小字:他村出)
  • 満仁(まに)-42世帯、231名
  • 旭(あさひ)

歴史[編集]

4月 - 町村制の施行により、高階村が発足する。
- 西三階の漆沢の池で堤防工事中に崩落事故が発生。死者6名。明治26年に同堤防上に慰霊碑が建立される。
6月 - 町屋に高階尋常小学校校舎落成。
10月 - 西三階に漆沢の池を称える治水功績碑を建立。
2月 - 町屋のえぼ池に初代村長・野村謙三の功績碑を建立。
- 池崎の区域一部及び東三階の区域の一部(後の旭)に3戸が入植。1946年(昭和21年)にさらに17戸が入植。
- 池崎の区域の一部及び直津(ただつ)の区域の一部(後の青山町)に開拓団が入植。
3月 - 七尾市編入する。各大字はそれぞれ町屋町、池崎町、西三階町、東三階町、盤若野町、温井町及び満仁町となる(旭は同年1月に大字となり、5月に旭町となった。また、新たに青山町が加わった)。

関連項目[編集]