防災ダイバーシティ

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防災ダイバーシティ(ぼうさいダイバーシティ)は、LINEヤフーYahoo! JAPAN[注 1]が展開している防災啓発プロジェクトである[1]

コンセプトは「人の数だけ、備えがある。[1]

概要[編集]

東日本大震災から8年となるのを前に、2019年3月5日より「Yahoo!防災ダイバーシティプロジェクト」として始動した[2]。誰でも復興支援参加可能である「4つのチャリティーアクション」「復興支援イベント」を紹介する特集「- 3.11企画 - いま、わたしができること。」の一環としたものである[2]。Yahoo! 検索では震災発生後の2011年3月11日から17日にかけて、検索ワードデータを分析し、30代の男女はおむつ粉ミルクといった育児用品が30代の男女に、停電時トイレが女性全体の約6割、充電器が30代以上の男性に、それぞれ検索され、世代ごとによって、災害時に必要な物品に違いがあった[2]。これらの情報から、ダイバーシティを考慮した災害時の備えを構想し、「人の数だけ、備えがある。」をコンセプトとして本プロジェクトを発足することになった[2]

体験型サイトが開設されており、自分自身に合わせ用意された特性やライフスタイルを選択すると、100種類以上の防災カードを元に導き出された防災情報が提案される仕組みとなっている[1]

体験イベントが2019年3月7日から9日まで六本木ヒルズ・大屋根プラザにて、参加料無料で開催されていた[2]

アンバサダー[編集]

賛同者[編集]

上述したアンバサダーを含む[1]。役職は2019年当時のものである。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2023年9月30日まではZホールディングス(ソフトバンクグループ)傘下のヤフー

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]