貞真寺

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貞真寺
所在地 徳島県美馬市脇町大字脇町1162-2
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦牟尼佛
創建年 1595年文禄4年)
開基 稲田植元
正式名 佛日山 貞真寺
文化財 貞真寺山門(美馬市指定文化財)
法人番号 3480005005068 ウィキデータを編集
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貞真寺(ていしんじ)は、徳島県美馬市美馬町脇町大字脇町にある曹洞宗寺院である。山号は佛日山。本尊は釈迦牟尼佛[1]

歴史[編集]

1595年文禄4年)、稲田植元が母である貞真尼を弔うために建立した。植元は1631年寛永8年)に洲本城代となって脇町を離れたが、寺の隣の墓所には植元や妻、父である稲田貞祐など2代6人が眠っている。稲田家ゆかりの寺として脇町民に親しまれたが、1955年昭和30年)の火災で山門を残して焼失した[2]

2011年平成23年)に住職に就任した矢野兼務が2012年(平成24年)に貞真寺の復興の会を設立し、住民や寺関係者に支援を求め、約70人からの寄付金などで本堂を建立した[3]

1977年昭和52年)3月30日に貞真寺山門が美馬市の文化財に指定された[4]

墓所[編集]

交通[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 貞真寺”. 八百万の神. 2023年11月13日閲覧。
  2. ^ 貞真寺山門”. 美馬市. 2023年11月13日閲覧。
  3. ^ 稲田家ゆかり、徳島・脇町の貞真寺 焼失の本堂を再建”. 徳島新聞. 2023年11月13日閲覧。
  4. ^ 貞真寺(美馬市・旧脇町)”. みんカラ. 2023年11月13日閲覧。

外部リンク[編集]