谷口正和

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

谷口 正和(たにぐち まさかず、1942年7月29日 - 2022年11月30日)は、京都府出身のマーケティング・コンサルタント。株式会社ジャパンライフデザインシステムズ代表取締役社長、立命館大学大学院経営管理研究科教授(2003年4月〜2013年3月)、東京都市大学都市生活学部客員教授(2009年4月〜2013年3月)

人物・来歴[編集]

京都学芸大学(現:京都教育大学)付属小・中学校、京都府立鴨沂高等学校武蔵野美術大学造形学部産業デザイン学科を卒業。1981年 株式会社ジャパンライフデザインシステムズ 設立。1986年 マーケット情報分析誌「Fax Press(現IMAGINAS)」創刊。1994年 超・地域限定マガジン「ウォーキング」創刊。2002年 商業、観光、産業の経営を学ぶ「文化経済研究会」主宰。日本小売業協会・生活者委員会コーディネーター、日本デザインコンサルタント協会・副代表理事[1]、日本Web協会・顧問[2]、京都観光文化事業創造塾・座長、立命館大学大学院経営管理研究科、東京都市大学都市生活学部の非常勤講師を務める[3]。父はフランス文学の翻訳家、編集者の曽根元吉[4]

著書[編集]

  • マーチャンダイジング発想法―提案力の時代に向けて(1981年、日本コンサルタント・グループ)
  • サバイバルマーケティング 売る。売らない。(1982年、ビジネス社
  • 新しい生活提案のためのコンセプト100(1983年、日本コンサルタント・グループ)
  • 第3の感性(1986年、プレジデント社
  • 一週間の波(1986年、日本コンサルタント・グループ)
  • 旅立てジャック(1986年、プレジデント社
  • ミラー・ソサエティ(1986年、PHP研究所
  • 地球人―トレンドコンセプト(1986年、講談社
  • 24時革命(1987年、日本コンサルタント・グループ)
  • 眼力(1987年、ビジネス社
  • 大観光産業時代(1988年、日本コンサルタント・グループ)
  • セントラルコンセプト 生命力 (1988年、ビジネス社
  • ザ・貴族(1988年、日本能率協会
  • メディアショップ(1988年、プレジデント社
  • 時の料理人(1989年、ダイヤモンド社
  • 雑オーライ! (1989年、プラネット出版)
  • 道楽ハ地球ヲ目指ス(1989年、ダイヤモンド社
  • 個人的な理由(ビジネス・コンセプト)―個人的な“きづき”が90年代のマーケットを再編する(1990年、プレジデント社
  • 地球都市(1990年、ビジネス社
  • コンセプト市場(1990年、かんき出版
  • 美の戦略(1990年、にっかん書房)
  • 21世紀への階段―大精神市場がやって来る コンセプト120(1990年、世界文化社
  • 10代スキキライ白書―ニューティーンを通して未来市場を見る(1990年、ベストセラーズ
  • 見えざる手(1991年、プレジデント社
  • お客様第一主義―着眼と戦略(1991年、プレジデント社
  • 顧客満足的中率―谷口正和マーケット塾 刺激発想法を学ぶ(1991年、かんき出版
  • お客様創造主義―着眼と戦略(1992年、プレジデント社
  • 時代は「内に向く」―谷口正和の分析(1992年、講談社
  • 京都の発想―21世紀を拓く1,200年の知恵(1992年、徳間書店
  • 直観の原則―谷口正和のアナライズ・ゼミナール(1993年、阪急コミュニケーションズ
  • ポリシーとスタイル(1993年、ビジネス社
  • 発想の画帖―コンセプト・イラストレイテッド(1993年、プレジデント社
  • 繭族アリス(1994年、扶桑社
  • 顧客速度(1994年、日本コンサルタント・グループ)
  • ホームクリエーションの時代―休日のデザイン学 (1994年、プレジデント社
  • 個客ジャーナリズム(1995年、ダイヤモンド社
  • 「超」の方程式―'90年代後半を解く(1995年、かんき出版
  • パラダイムの予言―21世紀はもう始まっている(1996年、産業能率大学出版部
  • 新しい物差し―これからの企業、これからの社会(1997年、産業能率大学出版部
  • 「楽習の市場」(1997年、日本コンサルタント・グループ)
  • 感動商品ヒット117―"売れる秘密"はお金じゃ買えない!(1997年、同朋舎
  • 遊び」力をつける(1998年、日本経済新聞社
  • CSミサワホームの挑戦(1998年、ダイヤモンド社
  • カスタマーソリューション―顧客成功のベンチマーキング(1998年、産業能率大学出版部
  • 企業経営とデザイン(1999年、ダイヤモンド社
  • デジタル感性―21世紀の感性、21世紀の社会(1999年、産業能率大学出版部
  • ライフスタイル市場(1999年、繊研新聞社
  • ディープインパクション(1999年、太陽企画出版
  • ベンチャーコンセプト(1999年、日本コンサルタント・グループ)
  • ライフソリューション―顧客の101のスライス・オブ・ライフを読み解く(2000年、繊研新聞社
  • 21世紀コンセプト 小さな人生。(2001年、東洋経済新報社
  • 「最小単位」の市場戦略―最新500のビジネス成功モデル(2001年、かんき出版
  • プレゼンの成功法則(2002年、東洋経済新報社
  • コンセプトは「安心」―急拡大する自己防衛市場。(2002年、東洋経済新報社
  • 五〇歳からの自己投資(2003年、東洋経済新報社
  • 買いたい気分にさせる50の作戦(2003年、かんき出版
  • 2010年革命 ~団塊の世代が会社から消える日(2004年、講談社
  • アートスタイル市場(2004年、繊研新聞社
  • オンリーワンのつくり方(2005年、講談社
  • 日本へ回帰する時代―「日本文化回帰現象」「心理の原点回帰現象」を読む(2007年、繊研新聞社
  • 時間単位の市場戦略(2007年、講談社
  • 世界目線構想力(2008年、ライフデザインブックス)
  • ライフスタイルコンセプト―市場の次なる価値目線(2008年、繊研新聞社
  • ブルーバードマネジメント(2009年、ライフデザインブックス)
  • 京の着眼力/京都ブランド研究会DIK 編集(2009年、ライフデザインブックス)
  • アート&シティ(2009年、ライフデザインブックス)
  • 顧客革命 3人の旅人たち(2010年、ライフデザインブックス)
  • 全員がクリエイターになる日―感性市場戦略(2010年、繊研新聞社
  • ビジットデザイニング(2011年、ライフデザインブックス)
  • つむぎだす未来 未来分析の25年(2011年、ライフデザインブックス)
  • 自立へのシナリオ~自己解決の項目を産業化せよ~(2011年、ライフデザインブックス)
  • 渋谷の構想力-コンパクトシティの育て方 (2012年、ライフデザインブックス)
  • 創造する経営(2012年、ライフデザインブックス)
  • 群生する個性(2013年、ライフデザインブックス)
  • 七つの泡(2013年、ライフデザインブックス)
  • 幸福の風景(2014年、ライフデザインブックス)
  • 2020新しき革命(2015年、ライフデザインブックス)
  • 動態視力(2015年、ライフデザインブックス)
  • 文化と芸術の経済学(2016年、ライフデザインブックス)
  • 旅化する社会(2016年、ライフデザインブックス)
  • 100年の旅人(2017年、ライフデザインブックス)
  • 溶解する社会 Free Style Shift (2018年、ライフデザインブックス)
  • 何が資産か。 What 's resource. (2020年、ライフデザインブックス)

脚注[編集]

  1. ^ JDCAについて”. 日本デザインコンサルタント協会. 2016年1月25日閲覧。
  2. ^ 顧問・相談役及びアドバイザリーボードのご紹介”. 日本Web協会. 2016年1月25日閲覧。
  3. ^ 立命館大学 経営管理研究科 経営大学院 教員紹介 非常勤(兼任)講師”. 立命館大学. 2016年1月25日閲覧。
  4. ^ 日々の泡と父と”. 谷口正和. 2016年1月25日閲覧。

外部リンク[編集]