観音 (広島市)
(観音地区 (広島市西区)から転送)
画像外部リンク | |
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アメリカ国立公文書記録管理局が所有する米軍撮影写真。 | |
Hiroshima aerial A33851945年9月撮影。手前が天満川および観音橋、奥が福島川および西大橋。写真中央上が第二中学校(現在の観音高校)。 |
地理[編集]
広島県を流れる太田川の河口部に位置していて、太田川放水路と天満川に挟まれた中洲である。
隣接している地区[編集]
北側…西区天満町、西区福島町
南側…広島湾
東側…天満川を挟んで中区江波(えば)地区、中区舟入地区、中区小網町
歴史[編集]
古名は「新蔵新開」と称し、慶長の初年に開発され、同17年に観音堂を創建したことにより「観音村」と改称した[1]。『芸藩通志』には52戸、395人とある[1]。
1882年(明治15年)1月、観音沖新開60町5反9畝11歩及び同介在沽券地2畝25歩を合併し、1916年(大正5年)7月1日より村を改め町となった[1]。
地名[編集]
地名の由来[編集]
「観音(かんおん)」という地名は東観音町にある寺院、「観音院(かんのんいん)」からきている[2]。
住居表示[編集]
- 観音町(かんおんまち)
- 西観音町(にしかんおんまち)
- 東観音町(ひがしかんおんまち)
- 観音本町1・2丁目(かんおんほんまち)
- 南観音町(みなみかんおんまち)
- 南観音1〜8丁目(みなみかんおん)
- 観音新町1〜4丁目(かんおんしんまち)
施設[編集]
公共施設[編集]
- 広島西警察署観音町交番(観音本町一丁目) - 福島町〜南観音町までを管轄する。
- 広島西警察署観音新町交番(観音新町二丁目) - 南観音町〜観音新町までを管轄する。
- 広島西税務署(観音新町)
- 広島陸運局(観音新町)
宗教施設[編集]
工場[編集]
- 三菱重工業広島製作所観音工場(観音新町) - 広島ヘリポートの東側にある。
- かつて存在した工場
産業[編集]
- 主な産業として、観音ネギが有名。
祭り・行事[編集]
- ひろしまバスまつり - 10月に広島陸運局にて行われていた。
平成19年は広島市中小企業会館(広島市西区商工センター)にて開催
教育機関[編集]
- 広島県立広島観音高等学校(南観音町) - サッカーの強豪校。
- 山陽高等学校(観音新町)
- 広島市立観音中学校(南観音)
- 広島市立観音小学校
- 広島市立南観音小学校
公園[編集]
- 広島県総合グランド - 陸上競技場・野球場・ラグビー場などがある運動公園。
- 広島県総合グランドメインスタジアム
- 広島県総合グランド補助競技場
- 広島県総合グランドラグビー場
- 広島県総合グランド野球場 - 広島カープの初代本拠地。
- 広島県総合グランド運動場
交通[編集]
- ヘリポート
- 広島ヘリポート - かつての広島西飛行場、さらにさかのぼれば、かつての広島空港。観音のメインストリートである広島県道262号南観音観音線の別名「空港通り」はこれに由来する。
- バス
- 広電バス(観音 ― 横川駅方面)
- 広電バス(観音 ― 広島駅方面)
道路[編集]
店[編集]
- 大型ショッピングモール
- 広島マリーナホップ (観音新町)
- スーパー
- コンビニ
- ローソン観音新町店(観音新町)ほか
- ドラッグストア
- ウォンツ観音店(南観音) ほか
- メディコ21南観音店(南観音)
- 飲食店
- ラーメン
- すずめ ほか
- ラーメン
出身有名人[編集]
- 木庭教 - プロ野球スカウト。
- 金光興二 - アマチュア野球選手、指導者。
- 寺本進 - セパタクロー選手。
- 真矢ミキ - 女優。
- 古川久吉[6] - 大地主、醸造家、実業家、資産家。
- 平野博昭 - 政治家、第70代広島市議会議長。
脚注[編集]
- ^ a b c 『広島市史 第4巻』205頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年5月9日閲覧。
- ^ “「え、かんのんじゃない?」 地名の正式な読み方にびっくり【ぐるっとわがまち広島市観音エリア㊤】 | 中国新聞デジタル”. 「え、かんのんじゃない?」 地名の正式な読み方にびっくり【ぐるっとわがまち広島市観音エリア㊤】 | 中国新聞デジタル. 2023年2月2日閲覧。
- ^ 『広島市史 社寺誌』205 - 206頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年5月8日閲覧。
- ^ a b c 『全国工場通覧』五、化学工業 植物油脂 近畿各地642頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年10月22日閲覧。
- ^ “ハローズ観音新町店 2023年オープンへ向け着工”. 広島ニュース 食べタインジャー (2023年1月31日). 2023年2月2日閲覧。
- ^ 『広島県紳士名鑑』広島市之部145頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年5月8日閲覧。
参考文献[編集]
- 『広島県紳士名鑑』国民教育普及社、1917年。
- 広島市編『広島市史 社寺誌』広島市、1922 - 1925年。
- 広島市編『広島市史 第4巻』広島市、1922年 - 1925年。
- 商工省大臣官房統計課編『全国工場通覧』日刊工業新聞社、1931年。