街の野獣

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街の野獣
Night and the City
監督 ジュールズ・ダッシン
脚本 ジョー・アイシンガー英語版
原作 ジェラルド・カーシュ
Night and the City
製作 サミュエル・G・エンゲル英語版
製作総指揮 ダリル・F・ザナック[注 1]
出演者 リチャード・ウィドマーク
ジーン・ティアニー
音楽 ベンジャミン・フランケル(英国版)
フランツ・ワックスマン(米国版)
撮影 マックス・グリーン英語版
編集 ニック・デマジオ
シドニー・ストーン
製作会社 20世紀フォックス
配給 イギリスの旗 20世紀フォックス
アメリカ合衆国の旗 20世紀フォックス
日本の旗 映配
公開 イギリスの旗 1950年4月
アメリカ合衆国の旗 1950年6月9日
日本の旗 1954年10月15日
上映時間 101分(英国版)
96分(米国版)
製作国 イギリスの旗 イギリス
言語 英語
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街の野獣』(まちのやじゅう、Night and the City)は、1950年イギリスフィルム・ノワール。監督はジュールズ・ダッシン、出演はリチャード・ウィドマークジーン・ティアニーなど。原作はジェラルド・カーシュ1938年小説Night and the City』。

1992年に『ナイト・アンド・ザ・シティ』(原題:Night and the City、主演:ロバート・デ・ニーロ)としてリメイクされた。

ストーリー[編集]

ロンドンの酒場「シルバーフォックス」で客引きをしているハリー・ファビアンは、大口ばかり叩いては、同僚の歌手で恋人のメアリーから金を巻き上げているごろつきである。

ある日、ハリーはいつもどおりインチキな手口で客引きをしていると、ロンドンのプロレス興行を仕切っているクリストの実父で、かつての名プロレスラー・グレゴリウスと出会う。巧みにグレゴリウスに取り入り気に入られたハリーは、一攫千金を狙ってプロレスの興行を計画し、「シルバーフォックス」の経営者であるフィルに出資するよう頼みに行くが、一笑に付される。そんなハリーに近づいて来たフィルの妻ヘレンは夫と別れ独立するので協力しろとハリーに迫る。

キャスト[編集]

※括弧内は日本語吹替(初回放送1971年11月27日『土曜映画劇場』)

作品の評価[編集]

Rotten Tomatoesによれば、21件の評論のうち高評価は81%にあたる17件で、平均点は10点満点中7.5点となっている[2]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ クレジットなし[1]
  2. ^ ポーランド出身で、1920年代アメリカで人気のあったプロレスラー
  3. ^ オーストリア(現在のウクライナ)出身のアメリカの俳優兼プロレスラー。
  4. ^ イギリスレスリング選手でヘルシンキオリンピック1952年)の銅メダリスト

出典[編集]

  1. ^ Night and the City (1950) - Full Cast & Crew” (英語). IMDb. 2012年4月26日閲覧。
  2. ^ "Night and the City". Rotten Tomatoes (英語). 2022年10月9日閲覧

外部リンク[編集]