菌血症

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感染症と全身性炎症反応症候群(SIRS)と敗血症の関係

菌血症(きんけつしょう)とは、本来無菌であるはずの血液中に細菌が認められる状態を指し、通常血液培養によって証明される。敗血症と混同されることが多いが、敗血症は「感染を原因として全身性に炎症が起きている状態」と定義される。一方菌血症は「細菌が血液中に存在すること」を指し、両者はオーバーラップする概念だが別物である。菌血症はそのまま治療せずに放置すると細菌性髄膜炎や感染性心内膜炎など重症の感染症へと進展するため、早期に発見し抗菌薬投与などの適切な治療がなされる必要がある。 なお、献血の際には供血者に多項目の問診を行い、さらに献血後の血液にスクリーニング検査を実施することにより、輸血による他者への感染を防ぐ努力が為されている。

抜歯に伴う菌血症[編集]

口腔内は非常に多くの菌が常在しており、抜歯によりそれらの菌が一時的に血液中に侵入していることが多い。免疫が正常な健常者であれば、すぐに自身の免疫が細菌を排除するために一過性の菌血症で終わるために大きな問題とはならないが、免疫不全者であったり心臓に異常(弁膜症や先天性心疾患)を持つものでは菌血症から感染性心内膜炎へと進展することがある。そのため、最近では抜歯に伴って予防的に抗菌薬を内服することが多い。


参考文献[編集]

関連項目[編集]

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