生体材料

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生体材料(せいたいざいりょう、英語:biocompatible material)とは、医学歯学分野において、主にヒトの生体に移植することを目的とした素材のことである。具体的なバイオマテリアルとしては人工関節デンタルインプラント人工骨および人工血管用の素材などが該当する。バイオマテリアル (biomaterial) とも呼ばれる。

生体材料の要件としては、組織反応が殆どないことが挙げられる。生物は体内に異物が混入すると、これを除去するよう本能的に反応する。その為、従来は組織反応による炎症や体外排除などの拒絶反応が無いことを指標に、種々の金属セラミックスプラスチックなど広く素材が探求されてきた。その成果としてステンレス製やチタン製の人工関節などが開発された。

近年においてはハイドロキシアパタイト(ヒドロキシアパタイト)など生物由来の素材を用いることで、組織誘導などその生物素材が本来持つ特性を生かすことを目的とした素材探求に長目が集まっている。HA または HAp と略される。化学式では Ca10(PO4)6(OH)2 と表される。例えば、ハイドロキシアパタイト製の人工骨材は、ステンレス製の骨材とは異なり徐々に本来の骨組織へ置換され、骨の再生を促す例が知られている。

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