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(こしき)は古代中国を発祥とするなどを蒸すための土器とも。竹や木などで造られた同目的のものは一般に蒸籠と呼称される。

概要[編集]

円筒形ないし鉢形の土器に複数個の蒸気孔が開けられ、すのこを嵌めて米を乗せ、水を湛えた別容器()と共に蒸気で蒸しあげる。中国では河姆渡遺跡などから出土しており、新石器時代には利用が認められている。龍山文化の頃になると甑と鬲を融合させた土器()なども出現した。

3世紀から4世紀にかけて朝鮮半島を伝い、日本にも伝来したと見られ、5世紀には須恵器土師器のひとつとして甑が見られるようになり、その後8世紀あたりまで普及していた。

また、キューポラが普及する以前の溶鉄炉が甑と呼称されていたが、これは前述の甑と形容が似ていた事に由来する。

関連項目[編集]