浅山正名

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浅山 正名(あさやま まさな、明治元年11月9日[1]1868年12月22日) – 没年不詳)は、名古屋市助役長崎市助役、東京市牛込区長

経歴[編集]

陸奥国三戸郡八戸村(現在の青森県八戸市)出身[1]盛岡藩士・青森県会議員浅山正美の長男として生まれる[2]1897年(明治27年)、三戸郡書記となり、青森県属を経て、内務属となり、県治局や地方局に勤務[2]。その間、和仏法律学校(現在の法政大学)で学んだ[2]1912年(大正12年)、北海道庁上川支庁長に就任した[2]

1917年大正6年)、名古屋市助役に就任[3]。その後、1923年(大正12年)には長崎市助役に選ばれた[4]。さらに1927年昭和2年)からは牛込区長を務めた[5]

脚注[編集]

  1. ^ a b 名古屋市会史 1939, pp. 597.
  2. ^ a b c d 北海道人名辞書 1914, p. 363.
  3. ^ 名古屋市会史 1939, pp. 593.
  4. ^ 『長崎市制五十年史』長崎市、1939年、p.91。
  5. ^ 『東京市職員録 昭和3年7月』東京市、1928年、p.206。

参考文献[編集]

  • 金子郡平・高野隆之編『北海道人名辞書』北海道人名辞書編纂事務所、1914年。 
  • 名古屋市会事務局編『名古屋市会史 第1巻』名古屋市会事務局、1939年。