武三通

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金庸小説の登場人物
武三通
姓名 武三通
小説射鵰英雄伝
神鵰剣俠
師父 段智興(一灯大師、南帝、南僧)
家族 武三娘(妻)
何沅君(養女)
陸展元(娘婿)
武敦儒(長男)
武修文(次男)
耶律燕(長男の妻)
完顔萍(次男の妻)
武烈(子孫)
武青嬰(子孫)
武術
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武三通(ぶ さんつう)は、金庸武俠小説射鵰英雄伝』『神鵰剣俠』に登場する架空の人物。一灯大師段智興の四大弟子の一人。養女の何沅君を可愛がって育てたまではよかったが、なんと武三通は何沅君に懸想してしまった。陸展元との結婚には勿論、反対で二人の祝言の日以来、常軌を逸したようになり、10年後、嘉興に現れて、何沅君を連れ戻そうとするが、二人の死を知るや、墓をあばくという暴挙に出ている。

黄蓉に騙されて以来、「江南の女は怖い」というトラウマを抱えてしまうことになっている。