梓官区

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梓官郷から転送)
高雄市の旗 高雄市 梓官区
別称:
地理
位置 北緯22°46'
東経120°16'
面積: 11.5967 km²
各種表記
繁体字: 梓官
日本語読み: しかん
拼音: Zǐguān
通用拼音: ZǐhGuan
注音符号: ㄗˇㄍㄨㄢ
片仮名転写: ズーグワン
台湾語: Chú-koaⁿ
客家語: Tsṳ́-kôn
行政
行政区分: 市轄区
上位行政区画: 高雄市の旗 高雄市
下位行政区画: 15里273鄰
梓官区長: 蔣金安
公式サイト: 梓官区公所
情報
総人口: 36,406 人(2015年1月)
世帯数: 12,449 戸(2015年1月)
郵便番号: 826
市外局番: 07
梓官区の木: -
梓官区の花: -
梓官区の鳥: -
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梓官区役所

梓官区(ズーグワン/しかん-く)は、高雄市市轄区

地理[編集]

梓官区は高雄市西部沿海に位置し、北は弥陀区と、東は橋頭区と、東北は岡山区と、南は楠梓区とそれぞれ接し、西は台湾海峡に面している。沿海の平原地帯に位置し地勢は平坦である。熱帯モンスーン気候に属し年間平均気温は23~25℃、年間降水量は1,500mmである。

歴史[編集]

梓官区の地名の由来は2説ある。1つは、鄭氏政権時代に福建省漳州の王梓が率いて入植した人々が王梓を「梓官」と呼んだことに由来するというものである。別説では「梓」は「木匠」を意味し、昔この地に造船業が発達し、船大工を「官」と尊称したことと関連し、この地に船大工が多く集まっていたことから「梓官」と命名されたと言われている。

日本統治時代初期はこの地に「梓官区」が設けられたが、1910年に「弥陀庄」へと編入され、1920年の台湾地方改制の際に高雄州岡山郡の管轄となった。台湾の中華民国への編入後は高雄県弥陀郷の一部とされたが、1951年4月に高雄県梓官郷として分割された。2010年12月25日に高雄県が高雄市に編入されたことに伴って梓官区となり、現在に至る。

経済[編集]

行政区[編集]

大舎里、中崙里、同安里、赤西里、赤東里、赤崁里、典宝里、信蚵里、茄苳里、梓平里、梓和里、梓信里、梓義里、智蚵里、礼蚵里
梓官区行政区画

歴代区長[編集]

氏名 退任日

教育[編集]

国民中学[編集]

国民小学[編集]

交通[編集]

種別 路線名称 その他
省道 台17線
省道 台19甲線

観光[編集]

外部リンク[編集]