札差

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

札差(ふださし)は、江戸時代幕府から旗本御家人に支給される米の仲介を業とした者。浅草蔵前に店を出し、米の仲介による手数料を取るほか、給米を担保に高利貸しを行い大きな利益を得た。札差の「札」とは、本来は給米が支給される際に順番待ちのために藁束に差した支給手形のことで、札差の名称もそこから来ている。

当時、芝居小屋や吉原に出入りしては粋(いき)を競い、豪遊を行った町人を通人(つうじん)と呼んだが、中でも「十八大通(じゅうはちだいつう)」と呼ばれた人々がおり、その多くは札差連中であった。歌舞伎の演目「助六」のモデルとも言われている大口屋暁雨などが有名である。

[編集] 関連項目

他の言語