慈勝寺 (あきる野市)

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慈勝寺
所在地 東京都あきる野市草花1811
位置 北緯35度44分30.1秒 東経139度18分42.8秒 / 北緯35.741694度 東経139.311889度 / 35.741694; 139.311889座標: 北緯35度44分30.1秒 東経139度18分42.8秒 / 北緯35.741694度 東経139.311889度 / 35.741694; 139.311889
山号 福寿山
宗派 臨済宗建長寺派
本尊 観音菩薩
創建年 平安時代末期
開基 円寿院
中興年 16世紀前期
中興 貴山得
文化財 慈勝寺のモッコク(東京都指定天然記念物)
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慈勝寺(じしょうじ)は、東京都あきる野市にある臨済宗建長寺派寺院

歴史[編集]

平安時代末期、円寿院の開基である。円寿院は当地の豪族秩父重弘の娘で、後に下総国の豪族千葉常胤に嫁ぎ、常胤の死後に出家したといわれている[1]

その後の室町時代に寺運衰微したが、16世紀前期に貴山得によって中興された[1]

境内には、東京都の天然記念物に指定されているモッコクの木がある。本堂の裏にも巨木があり、通称「ナンジャモンジャ」と呼ばれている[1]

文化財[編集]

  • 慈勝寺のモッコク(東京都指定天然記念物 昭和49年8月1日指定)[2]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 段木一行 著『青梅・立川・三鷹・吉祥寺・武蔵野史跡散歩(武蔵野多摩史跡ガイド②)』学生社、1979年、65p
  2. ^ 慈勝寺のモッコク東京都

参考文献[編集]

  • 段木一行 著『青梅・立川・三鷹・吉祥寺・武蔵野史跡散歩(武蔵野多摩史跡ガイド②)』学生社、1979年