寛容社会

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寛容社会(かんようしゃかい)とは、社会規範から次第に自由になりつつある社会に対してつけられる呼び名である。寛容社会への変化は、通常、規範からの逸脱という概念自体に対する変化を伴う。この寛容が極限に達すると、「他人に迷惑をかけない」以外の道徳律が殆ど無い社会になる。しかし、宗教や習慣によるくだらない争いが起こり難い平和的社会とも考えることが出来る。

寛容社会になると変化の起き易い社会的側面としては、以下のものがある。

寛容社会を危惧する者のなかには、寛容さを常に良いことだと見なず、離婚や十代の若者の妊娠率も低く昔の方が良かった、と主張する者もいる。アメリカ合衆国では、モラルマジョリティ(道徳的多数派)運動のようなキャンペーンが、そのような見解を採っている。

それ以外の人は、昔の社会が良かったように見えるのは抑圧の結果に過ぎず、そこにはさまざまなマイナス面(たとえば、女性は独立した収入が無かったので、ひどい亭主とも離婚できなかった)もあったと反論している。アメリカでは、全米女性機構などの団体が、そのような見解を採っている。

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