宮岸幸正

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宮岸 幸正(みやぎし ゆきまさ)は、 日本の空間デザイン建築デザイン学者。大阪工業大学ロボティクスデザイン工学部空間デザイン学科元教授。元地域連携センター長[1]学術博士(京都工芸繊維大学)。日本デザイン学会春季研究発表2018大会委員長[2]。元日本建築学会近畿支部研究発表会プログラム編成委員[3]奈良県川上村人口ビジョン・総合戦略策定委員会2016委員。

専門は、建築/空間デザインデザイン論環境デザイン都市環境計画景観デザイン[4]ランドスケープ学、人間工学建築社会システム

略歴[編集]

1992年京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科博士課程修了、学術博士(京都工芸繊維大学)[5]同志社女子大学講師などを経て、1999年大阪工業大学工学部建築学科に着任。同学科助教授などを経て、2006年同学部空間デザイン学科教授。2013年同学科長。2017年同大学ロボティクスデザイン工学部空間デザイン学科教授・副学長[6]。2020年大阪工業大学退官。

大阪工業大学(建築学科・空間デザイン学科)にて20年以上の長きに渡り教鞭を執り、特に2017年開設のロボティクス&デザイン工学部空間デザイン学科における建築/空間デザイン学の研究・育成に貢献した。空間デザイン学科長として、大手建築業界で広く採用されているオブジェクト型3D CAD教育ArchiCAD導入を支援した[7]。また、同大学地域連携センター長も歴任し、奈良県川上村人口ビジョン・総合戦略策定委員会委員も務めた[8]

主な所属学会は、日本建築学会日本デザイン学会日本都市計画学会など。

主な研究[編集]

建築/空間デザイン学の対外啓蒙活動として、大阪市経済戦略局主催のインダストリアルデザイン・アーカイブズ研究プロジェクト(IDAP)シンポジウム2018「インテリアデザインの時代:ライフスタイルをめぐる工業芸術」でのパネルディスカッション参加[10]や、同IDAPシンポジウム2019「時代を生み出す創造力」では、元ソニー会長出井伸之氏を迎えて(テクノロジーデザインに関するパネルディスカッションにも参加している[11]。市民向けには、大阪市旭区役所主催シンポジウム2010「みんなで考える商店街を100倍楽しくする方法」での基調講演[12]も行っている。

また、他大学向けには関西大学なにわ・大阪文化遺産学研究センターによる「前近代のにぎわいと空間演出 2010」でアドバイザーとして協力している[13]

出典[編集]