守岡初子

守岡初子
選手情報
フルネーム	守岡初子
国籍	日本
泳法	自由形・背泳ぎ
生年月日	1915年6月22日
生誕地	和歌山県
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守岡初子（もりおかはつこ、1915年 6月22日 - 没年不詳）は、日本の元競泳選手。和歌山県出身。1932年ロサンゼルスオリンピック・1936年ベルリンオリンピック日本代表。200m・400m・800m・1500m自由形、100m・200m背泳ぎの元日本記録保持者。

経歴[編集]

かつらぎ町立妙寺小学校卒、茨木水泳団所属。

1915年、和歌山県妙寺町に生まれる。地元が同じかつ同世代の前畑秀子や小島一枝とともに紀ノ川で泳ぎ方を覚え、妙寺小学校時代は背泳ぎで日本新記録を樹立した^[1]。

小学校卒業後は大阪に移り、茨木水泳団で訓練を積んだ。1931年からは自由形を中心に泳ぐようになり、200m・400m・800m・1500mの自由形4種目で日本新記録を相次いで更新した^[2]。1932年ロサンゼルスオリンピックの日本代表に選出され、400m自由形と400mフリーリレーに出場した。400m自由形は予選落ちだったが、400mフリーリレーでは入賞を果たした^[3]。

2度目のオリンピックとなる1936年ベルリンオリンピックでは400m自由形で日本新記録を2度更新し、準決勝に進出したが、決勝には届かなかった。400mフリーリレーでも日本新記録を更新したが、予選敗退となった^[4]。

1935年に樹立した800m自由形の日本記録は16年間、1933年に樹立した1500m自由形の日本記録は23年間破られなかった^[5]。

脚注[編集]

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^ “水泳第1号”. 日本水泳連盟. (1930年8月12日) 2021年3月23日閲覧。
^ “水泳第9号”. 日本水泳連盟. (1931年12月30日) 2021年3月23日閲覧。
^ “水泳第14号”. 日本水泳連盟. (1932年10月30日) 2021年3月23日閲覧。
^ “水泳第41号”. 日本水泳連盟. (1932年10月30日) 2021年3月23日閲覧。
^ スポーツ記録編集委員会編　『スポーツ記録―オリンピックをはじめ全記録総覧栄光と挑戦の記録』　教育社、1990年、799-802頁

外部リンク[編集]

守岡初子 - 国際オリンピック委員会 (英語)
守岡初子 - オリンピックチャンネル
守岡初子 - Olympedia (英語)
守岡初子 - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ (英語)
守岡初子 - 世界水泳連盟 (英語)
オリンピック公式
オリンペディアンデータベース

[1] “水泳第1号”. 日本水泳連盟. (1930年8月12日) 2021年3月23日閲覧。

[2] “水泳第9号”. 日本水泳連盟. (1931年12月30日) 2021年3月23日閲覧。

[3] “水泳第14号”. 日本水泳連盟. (1932年10月30日) 2021年3月23日閲覧。

[4] “水泳第41号”. 日本水泳連盟. (1932年10月30日) 2021年3月23日閲覧。

[NDB-5] スポーツ記録編集委員会編　『スポーツ記録―オリンピックをはじめ全記録総覧栄光と挑戦の記録』　教育社、1990年、799-802頁

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表話編歴日本選手権水泳競技大会女子200m自由形優勝者
1920年代	27 藤井千代子 28 武塚勝子 29 市口房子
1930年代	30 鈴木里子 31 守岡初子 32 小島一枝 33 小島一枝 34 小島一枝 35 守岡初子 37 古田つね子 38 三浦ハナ 39 三鬼百合子
1940年代	40 籏野富美 41 籏野富美 42 籏野富美 46 新井恵子 47 新井恵子 48 安部佐和子 49 森あき子
1950年代	50 新子富子 51 山下貞子 52 山下貞子 53 山下貞子 54 ゲイル・ピータース（英語版） 55 佐藤喜子 56 佐藤喜子 57 佐藤喜子 58 佐藤喜子 59 佐藤喜子
1960年代	60 佐藤喜子 61 佐藤喜子 62 ロビン・ジョンソン 63 木村トヨ子 64 木村トヨ子 65 木村トヨ子 66 木原美知子 67 木原美知子 68 小林美和子 69 川西繁子
1970年代	70 川西繁子 71 川西繁子 72 川西繁子 73 合志えい子 74 中村ふさえ 75 シャーリー・ババショフ 76 シャノン・スミス（英語版） 77 山崎幸子 78 加茂香名 79 斉藤美佳
1980年代	80 レベッカ・ペロット（英語版） 81 斉藤美佳 82 簗瀬かおり 83 簗瀬かおり 84 斉藤美佳 85 中森智佳子 86 斉藤美紀 87 中森智佳子 88 中森智佳子 89 千葉すず
1990年代	90 千葉すず 91 千葉すず 92 千葉すず 93 千葉すず 94 千葉すず 95 山野井絵理 96 千葉すず 97 山野井絵理 98 山野井絵理 99 千葉すず
2000年代	00 千葉すず 01 三田真希 02 萩原智子 03 永井奉子 04 永井奉子 05 柴田亜衣 06 三田真希 07 三田真希 08 上田春佳 09 上田春佳
2010年代	10 上田春佳 11 上田春佳 12 上田春佳 13 五十嵐千尋 14 宮本靖子 15 五十嵐千尋 16 池江璃花子 17 池江璃花子 18 五十嵐千尋 19 白井璃緒
2020年代	20 白井璃緒 21 五十嵐千尋 22 白井璃緒 23 白井璃緒

表話編歴日本選手権水泳競技大会女子400m自由形優勝者
1920年代	25 塩沢芽淳子 26 入江広子 27 入江広子 28 江島歌子 29 市口房子
1930年代	30 永井峰子 31 守岡初子 32 守岡初子 33 守岡初子 34 吉田つね子 35 守岡初子 36 守岡初子 37 三鬼百合子 38 三浦ハナ 39 三鬼百合子
1940年代	40 籏野富美 41 籏野富美 42 籏野富美 47 森あき子 48 安部佐和子 49 森あき子
1950年代	50 安部佐和子 51 エヴェリン・カワモト 52 宮崎亮子 53 田村美佐子 54 田村美佐子 55 佐藤喜子 56 大高幸子 57 和田映子 58 芝原笑子 59 和田映子
1960年代	60 芝原笑子 61 芝原笑子 62 ロビン・ジョンソン 63 早川一枝 64 早川一枝 65 早川一枝 66 早川一枝 67 木原美知子 68 井口妙 69 小林美和子
1970年代	70 井口妙 71 福田裕子 72 合志えい子 73 中村ふさえ 74 中村ふさえ 75 シャーリー・ババショフ 76 シャノン・スミス（英語版） 77 沼野美奈子 78 高橋真紀子 79 高橋真紀子
1980年代	80 レスリー・ブラフィールド 81 斉藤美佳 82 斉藤美佳 83 関戸直美 84 中森智佳子 85 中森智佳子 86 若穂囲美貴 87 細田朋美 88 細田朋美 89 若穂囲美貴
1990年代	90 肥川葉子 91 千葉すず 92 千葉すず 93 千葉すず 94 千葉すず 95 山野井絵理 96 山野井絵理 97 山野井絵理 98 山野井絵理 99 山田沙知子
2000年代	00 山田沙知子 01 山田沙知子 02 山田沙知子 03 山田沙知子 04 山田沙知子 05 柴田亜衣 06 山田沙知子 07 柴田亜衣 08 柴田亜衣 09 岩下なつみ
2010年代	10 藤野舞子 11 高野綾 12 地田麻未 13 五十嵐千尋 14 五十嵐千尋 15 五十嵐千尋 16 五十嵐千尋 17 五十嵐千尋 18 五十嵐千尋 19 難波実夢
2020年代	20 望月絹子 21 小堀倭加 22 難波実夢 23 難波実夢

表話編歴競泳日本代表 - 1932 ロサンゼルスオリンピック
男子	横山隆志河石達吾宮崎康二高橋成夫小池禮三杉本盛清川正二河津憲太郎石原田愿大横田勉中川重雄鶴田義行入江稔夫北村久寿雄牧野正蔵豊田久吉遊佐正憲高石勝男 (主将) 武村清武村寅雄片山兼吉鈴木政雄
女子	横田みさを荒田雪江小島一枝松澤初穂前畑秀子守岡初子

表話編歴競泳日本代表 - 1936 ベルリンオリンピック
男子	伊藤三郎鵜藤俊平吉田喜一根上博児島泰彦寺田登小池禮三新井茂雄清川正二 (主将) 石原田愿田口正治牧野正蔵遊佐正憲葉室鐵夫杉浦重雄宮崎康二新間六炳鶴岡榮田中一男永見達明本田惣一郎明文一
女子	守岡初子小島一枝前畑秀子 (主将) 竹村令壷井宇乃子古田つね子松村昶子

経歴[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]