大原誠

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大原誠(おおはら まこと、1937年10月24日[1] - 2018年10月6日)は、元NHKディレクター京都府出身。

来歴[編集]

1960年京都大学文学部イタリア文学科卒業後、NHKに入局。テレビ文芸部に所属し、大河ドラマなど数々のドラマ作品を演出。

1990年NHKドラマスペシャル『不熟につき…』の演出で芸術選奨文部大臣賞を受賞。その他数々の賞を受賞している。

ディレクターを務めた大河ドラマ『草燃える』の家庭用VTRを16回分寄贈した。本業だけでなく、東京芸能学園高等部アクターズコース顧問も務めた。

NHK退職後は民放のドラマ演出を手掛けている。

2018年10月6日、肺癌のため死去[2]。80歳没。

その他[編集]

次男の大原拓もNHKに入局し、演出家となっている[3]

演出作品[編集]

大河ドラマ[編集]

その他[編集]

著書[編集]

  • 『NHK大河ドラマの歳月』日本放送出版協会、1985年7月20日。NDLJP:12275346 

脚注[編集]

  1. ^ 【スタスケ】芸能人・タレントスケジュール
  2. ^ 大原誠氏死去(演出家) 時事ドットコム、2018年10月18日[リンク切れ]
  3. ^ 田幸和歌子 (2023年2月3日). “『大河ドラマが生まれた日』が生まれた、もう一つの物語”. Yahoo!ニュース. エキスパートのコラム. Yahoo! JAPAN. 2023年10月4日閲覧。 “次男は大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年〜2021年 )や朝ドラ『とと姉ちゃん』(2016年度上半期)のチーフ演出・大原拓くん”
  4. ^ a b c d ディレクター編:大原 誠さん(元・NHKディレクター)”. NHKアーカイブス. 日本放送協会. 2024年4月17日閲覧。

関連項目[編集]