夜想曲第10番 (ショパン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

フレデリック・ショパン夜想曲第10番変イ長調作品32-2は1837年作曲。カミーユ・ド・ビルリング男爵夫人に献呈された。

三部形式。4分の4拍子。バレエ音楽レ・シルフィード」の中でも登場することで知られる。

Lento

序奏に主和音-下属調変ニ長調アルペジョが用いられ、コラール風の落ち着いた曲想。中声に半音階を使っている。主題は三連符に乗った簡単なもので、形式的には4拍子だがワルツに近い。

Agitato

中間部はヘ短調。8分の12拍子。同じ音形が嬰ヘ短調で繰り返されて、劇的な情熱(『ショパン:夜想曲全集』を参照せよ)が奏でられる。再び主題部の穏やかなワルツの部分が現れ、序奏が再度使われる。