召命
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召命(しょうめい)ヘブル語(カーラー)、ギリシア語(クレーシス)ラテン語(vocatio religiosa)英語(vocation, calling)ドイツ語(berufung)の訳語。
- 「呼ぶ」「名をもって呼ぶ」こと。
- 聖書の中に多用されている、神の恵みによって神に呼び出されること。
- 今日のプロテスタント教会で、主に神によって呼ばれて神に献身し、伝道者、牧師、宣教師などの教会の奉仕者としての使命を与えられすることを意味する。(calling)
- 宗教改革以降のプロテスタントの理解で、聖職以外の、一般の職業に、神の導きのうちに天職としてつくこと。(Vocation)
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聖書における召命 [編集]
- 旧約聖書おいて重要な召命は、イスラエルの召命である。イスラエルはエジプトから呼び出されものであり、主の名で呼ばれる存在、主の所有のたみである。このイスラエルの召命は、主との契約関係である。
- 旧約聖書の人物、アブラハム、モーセ、サムエル、エレミヤ、イザヤにも召命の出来事がある。
- 新約聖書の召命はイエス・キリストにある召命であり。イエスとの交わりに入れられることである。
- 新約聖書おいて、召された民の使命と課題との関係で、使徒職などの特別な職務への召命が概念がある。
キリスト教の教理における召命 [編集]
- 教理的な点では、召命とは救済論の救いの秩序の第一に位置する神の救いの働きである。この召命は、外的召命(普遍的召命)と内的召命(有効召命)の二つに区分される。
- 外的召命は、時代や民族や階級などに限定されないで、差別なしにすべての人に対して神のことばの宣教による福音の普遍的一般的提供を意味する。
- 内的召命とは、外的召命が聖霊の働きによって救いにいたるように有効にされることを意味している。新約聖書の召命はほとんどが、内的召命と関係している。
倫理的な観点からの召命 [編集]
- 倫理的が観点から召命は、職業倫理と関係がある。中世ヨーロッパにおいては、職業は聖と俗に二元的に区別され、聖職者のみが、召命(vocatio)とされた。
- ルター達宗教改革者たちは、職業における聖俗の区別を否定して、すべての職業に召命ということばを用いた。
- 宗教改革者たちはコリント人への手紙第一7章20節にある、「召命」と訳されるクレーシスを、「職業」と同一視した。
参考文献 [編集]
- 牧田吉和『新キリスト教辞典』いのちのことば社、1991年