原田研太朗

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原田 研太朗(はらだ けんたろう、1990年9月16日 - )は、徳島県阿南市出身の競輪選手日本競輪学校(当時。以下、競輪学校)第98期生。日本競輪選手会徳島支部所属。ホームバンクは小松島競輪場。師匠は下川健治(57期)。

来歴[編集]

徳島県立徳島工業高等学校[1](現:徳島県立徳島科学技術高等学校[2])を経て、競輪学校に技能試験合格し98期生として入学。在校競走成績は38位(13勝)。

2010年7月5日熊本競輪場でデビューし初勝利を挙げた。

2012年ヤンググランプリ京王閣競輪場、以下 京王閣)8位。同年度の優秀新人賞を受賞[3]

2015年第68回日本選手権競輪(京王閣)9位。共同通信社杯競輪防府競輪場)8位。サマーナイトフェスティバル函館競輪場)5位。

2016年、立川競輪開設64周年記念鳳凰賞典レース(GⅢ)(立川競輪場)で記念初優勝。広島競輪開設64周年記念ひろしまピースカップ(GⅢ)(広島競輪場)で記念2勝目。2016年開催最初と最後の記念競輪初優勝者となった。

2017年、松山競輪開設66周年記念金亀杯争覇戦(GⅢ)(松山競輪場)で記念3勝目。決勝戦では、S級戦で初めての番手回り(同県、太田竜馬選手の番手)となった。

第1回ウィナーズカップ高松競輪場)7位。オールスター競輪いわき平競輪場)6位。

2018年、第2回ウィナーズカップ(松山競輪場)3位。同大会3日目の準決勝(3月20日)で1着となり、通算300勝を達成(登録日から7年10か月19日、710走目)。1994年に改正された現行規程による、JKA表彰対象となる「登録日から10年以内で通算300勝」の達成は史上5人目(神山雄一郎吉岡稔真小嶋敬二武田豊樹に続くもの)であった[4][5][6]。その後3月25日に小松島競輪場にて、通算300勝表彰式が執り行われた[7]

2021年12月26日防府FI2日目準決勝から2022年2月12日小倉FI初日予選特選まで全て1着となり、16連勝を記録。吉岡稔真が持つS級連勝記録(18連勝)に迫ったが、翌日の準決勝では7着に敗れ連勝記録が止まった[8]滝澤正光に並ぶ歴代2位<当時。2022年9月時点では脇本雄太、吉岡に次ぐ、滝澤とともに歴代3位>の記録)。

2024年1月28日名古屋FI(ナイター)初日第8レース(予選)で勝利し、通算500勝を達成。S級創設(1983年4月)以降女子(4人)も含めて通算53人目の記録で[9]、登録日から13年8か月27日(登録日を含まない)での達成であった。後日、JKAより表彰予定[10]

特徴[編集]

  • 身長164cm、体重69kgという小兵[11]ながら、先行・捲りの自力を主体とする選手。

脚注[編集]

外部リンク[編集]