加藤紫帆
加藤 紫帆（かとう しほ、1990年 - ）は、日本の法学者。専門は抵触法（国際私法、国際民事手続法）。東京大学社会科学研究所比較現代法部門准教授。国際法学会小田滋賞優秀賞等受賞。
略歴[編集]
- 2009年 - 愛知県立瑞陵高等学校普通科卒業、名古屋大学法学部法律政治学科入学[1]。
- 2011年 - 東海学生陸上競技連盟審判委員（東海学生陸上競技秋季選手権大会審判部長）[2][3]。
- 2013年 - 名古屋大学法学部法律政治学科卒業[1][4]。
- 2015年 - 名古屋大学大学院法学研究科総合法政専攻前期課程修了[4]。
- 2018年 - 名古屋大学大学院法学研究科総合法政専攻後期課程修了、広島大学大学院社会科学研究科准教授[4]。
- 2020年 - 東京都立大学法学部法学科法律学コース准教授[4]。
- 2023年 - 東京大学社会科学研究所比較現代法部門准教授[5]、東京都立大学大学院法学政治学研究科法曹養成専攻非常勤講師[4]。
人物[編集]
- 英語、ドイツ語、フランス語に通じる高い語学力を有し、抵触法（国際私法及び国際民事手続法）領域で卓越した研究能力と発信力を有する[1]。
- 平成26年度名古屋大学卒業式では、大学全体の修了生総代として挨拶を述べた[6]。
- 愛知県立瑞陵高等学校陸上競技部（走幅跳）、名古屋大学陸上競技部（短距離走・走幅跳）出身[7][8]。2008年東海高等学校総合体育大会走幅跳2位[9]。2010年全国七大学総合体育大会走幅跳2位・100m4位[10]。2011年全国七大学総合体育大会走幅跳3位[11]。
- もともとは英語学科志望で、法学部進学後も留学生と交流するサークルに入り、大学のプログラムでタイや台湾に訪問した。香港大学への交換留学も予定されていたが取り消しとなり、オーストラリアに留学中、勉強を続けるため大学院進学を決意し[12]、名古屋大学・PhDプロフェッショナル登龍門1期生としてモンゴルやアメリカで研修を受けた[12][13][14]。
受賞[編集]
著作[編集]
著書[編集]
- 『文化財の不正取引と抵触法』信山社出版 2024年
論文[編集]
- "Foreign Investment Law in Japan", in Abdelkhaleq Berramdane et Michel Trochu (sous la direction de), Union européenne et protection des investissements Europe, asie-pacifique et amérique latine (Bruylant, 2021) 161-174
- "The UNESCO Cultural Diversity Convention and the WTO: Conflict of Laws as an Analytical Perspective", 広島法学 43(3) 350-320 2020年
- "Recent Developments in Rules on Choice of Court Agreements in Japan: New Codification and Remaining Problems", in Alexander Bruns & Masabumi Suzuki (eds.), Preventive Instruments of Social Governance (Mohr Siebeck, 2017), 173-194
脚注[編集]
- ^ a b c d e 東京大学社会科学研究所年報No.60東京大学社会科学研究所
- ^ 平成 23 年度 東海学生陸上競技連盟学生役員
- ^ 役員東海学生陸上競技連盟
- ^ a b c d e 《兼任教員》講師 加藤 紫帆（国際私法）東京都立大学
- ^ スタッフ 加藤紫帆 (KATO Shiho)東京大学社会科学研究所
- ^ 平成26年度卒業式を挙行名大トピックス◦ No. 263
- ^ 名古屋大学陸上競技部フィールドパート
- ^ 第66回 大阪大学・名古屋大学対校陸上競技大会 第19回 大阪大学・名古屋大学女子対校陸上競技大会名古屋大学陸上競技部
- ^ 第55回東海高等学校総合体育大会 入賞者一覧表
- ^ 蒼穹ニュース 平成２２年度 第４号京都大学体育会陸上競技部
- ^ 蒼穹ニュース 平成２３年度 第４号京都大学体育会陸上競技部
- ^ a b 名古屋大学×河合塾 共催イベント「名大研究室の扉in河合塾」第21回 法学部「「政治＝選挙」イメージの再検討ー政治はどこにあるのか？ー」河合塾
- ^ 博士課程教育リーディングプログラムフォーラム２０１７京都大学
- ^ 加藤 紫帆 法学研究科 総合法政専攻 修士2年 『実践』の場としてのPhDプロフェッショナル登龍門平成26年度博士課程教育リーディングプログラム（科学技術振興機構）
- ^ KATO Siho准教授加藤 紫帆 カトウ シホ東京都立大学
外部リンク[編集]
- スタッフ 加藤紫帆 (KATO Shiho) - 東京大学
- 加藤紫帆 - researchmap
- 加藤 紫帆 (陸上) - 小学・中学・高校・大学の陸上競技アスリート名鑑
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