内野洋平
|
うちのようへい
内野洋平 |
|
|---|---|
| 生誕 | 1982年9月12日(29歳) |
| 出身校 | 神戸市立御影工業高等学校 |
| 職業 | プロBMXプレイヤー |
内野 洋平(うちの ようへい、1982年9月12日 - )は日本のバイクカンパニーSUPERB**に所属する神戸市出身のプロBMX選手。愛称はウッチー。
目次 |
[編集] 人物
2005年、22歳で日本チャンピオンのタイトルを最年少記録で獲得した。ユニクロのCMや湘南乃風の友情ソング「カラス」のPVで主演などを果たし、12月には日本一活躍したエクストリーマーに授与される「ライダー オブ ザ イヤー」を受賞している。
2008年、BMX世界戦選手権(BMX World Circuit1st)VooDoo Jamにて優勝し、念願の世界チャンピオンを獲得する。
彼の愛称から名づけられたウッチースピンという無限に回り続ける回転技は、世界共通のトリックである。
[編集] 来歴
2歳から水泳、5歳からスキー、小学校から少年野球をやっていた。 4歳の頃、当時三輪自転車に乗っていた内野は母親とともに友人の家に遊びに行き、友人の姉の二輪自転車に股がり、その場で乗って見せた。 現場にいた母親は、『私の息子は天才かも』と思ったという。
兵庫県神戸市立住吉小学校を卒業、小さい頃から常に外で遊んでいる事が多く、小学校の時には既にスポーツ選手になる事を夢見ていた。幼少期を全てスポーツに費やした程のスポーツ少年であった。水泳をベースに中学校からはスキーモーグルの選手としてコンテストなどに出始める。
1998年、高校は水泳の推薦入学で神戸市立御影工業高等学校に入学。
1999年、神戸メリケンパークにスケートボードの大会を見に行ったが、スケーターはどこにもいなかった。 そこで行われていたのがBMXの大会だった。当時のクラスメイト10人と同時にBMXを始め、その時のBMXに没頭する時間は何よりも多かった。
2000年、高校3年生の時に進路相談で『BMXで生活をして行きたい』と担任に話していた。当時はBMXの認知度も低く、プロライダーでも生活の糸口はなかった。当然の様に担任と両親は反対し、悩んだ結果、内野はスポーツクラブで水泳のコーチの職に付く。 自然に体は鍛えられ、空き時間でBMXの練習を繰り返した。
2002年、しかし、上達に伸び悩んだ内野は再度親に相談し『結果が残せなかったらプロの道を諦め趣味にする』と約束し、23歳までのリミットを貰う。 その後すぐ日本で一番レベルの高い東京へ移り住む。移り住んで半年、BMX日本選手権(KING OF GROUND)アマチュアクラスにて年間シリーズ3位になりプロ昇格を決めた。
2005年7月31日に行われた神戸でのBMX日本選手権(KING OF GROUND)で日本チャンピオンに輝く。これが22歳の夏だった。 この年から仕事は急増し、モデルやインタビュー、TV出演などの選手以外での活動が増えていった。この年にPUMAとムラサキスポーツからのサポートが始まる。SHOWは年間100本以上をこなす。
2007年より世界チャンピオンを目指し更なる練習に励む。
2008年6月、アメリカ・ニューオーリンズの世界選手権(circuit、VooDoo JAM)において、優勝を果たす。
2008年9月、オリンピック協会が主催した、「TreX Games BUSAN 2008」という世界選抜選手権で日本代表メンバーとして選ばれて出場した。
2008年10月、BMX FLATLAND WORLD CIRCUIT 08年度のシリーズランキング3位獲得。
2009年、新たなスポンサーとして、Red Bull Japanと契約を交わす。 そしてRed Bull Japan オピニオンリーダーに就任。
2009年5月、Red Bull Japanが主催した、完全招待制のBMXスクール「Red Bull FLATLAND CLINIC」の講師に任命される。
2009年7月、BMX FLATLAND WORLD CIRCUIT 2nd Stage "King Of Ground" にて3位獲得。
2009年8月、BMX FLATLAND WORLD CIRCUIT 3rd Stage "VooDoo JAM" にて準優勝を獲得し、 09年度のシリーズランキングで、自己新記録となる2位を獲得する。
2010年1月、東京代々木第二体育館で開催された、世界選抜選手権「BMX FLATLAND WORLD CLASSIC 2010」にシード選手として出場した。
[編集] ライディングスタイル
[編集] アマチュア時代
BMXフラットランドにおいて、スカッフと呼ばれるタイヤを足で擦る動きが 基本トリックやバランスの基礎とされているが、アマチュア時代より グライド(タイヤを擦る動きを用いず両足をペグというSTEPに乗せたまま 体重移動のみで自転車を動かす技術)やタービン(グライドをしたまま徐々に バランス軸を小さくし、回転しながら前に後ろに自転車を切り返す技術)といった 高等技術を多用し、主に前輪使ったフロントトリックを中心に スピーディーで回転を多く取り入れた華やかな動きを得意とした。
特にタービンという技術は、当時のプロライダーの中でも会得している者は ごく一部で、このスタイルが内野の知名度を全国的に広める原動力になった。
[編集] プロ時代 (2002年~2005年)
自身のスタイルに更に磨きをかけた内野は、オリジナルのタービントリックを開発し 悲願の全日本タイトルを、22歳(当時最年少記録)の若さで獲得。
後にそのオリジナルトリックは、BMX発祥の地アメリカで内野の愛称をもじった 「ウッチースピン」と称され、世界中の共通トリックとして話題を呼んだ。
また、この頃からグライドやタービンの技術に加え、パドル(グライドトリックの際に スカッフを用いず、体重移動でスピードの無い状態から加速する技術)といった技術も 取り入れていた内野は、後に主流となる“ノースカッフ”スタイルの先駆者となる。
[編集] プロ時代 (2005年~2008年)
これまで、前輪を使った技(フロントトリック)に磨きをかけ続けて来た内野だったが、練習にかける時間を後輪を使うリアトリックに移行。それと同時に、1年半もの間一切のコンテストに出場をせず、コンテストシーンから一線を退き内野は只黙々とリアトリックの練習に励んだ。
過酷な練習量を負担した内野は、2007年11月に行われた全日本選手権にて衝撃的な復活戦で世界中のBMXライダーの前に戻って来る。
それまで、リアトリックはフロントトリックよりも技数が少ないといわれ内野が得意とした、グライドやタービンの動きを取り入れたリアトリックは世界的にみても、あまり存在していなかった。
しかし、内野はフロントトリックで用いたグライド・タービン・パドルトリックのみのスタイルを、リアトリックでも再現。内野が繰り出す、不可能とされていた超高等トリックの数々の前に会場に居たライダー達は大きな驚嘆を隠せず、興奮したといわれ、更に、復帰戦から内野は完全にフロントトリックを出さなくなった。
リアトリックでもオリジナルのスピントリックを開発。新しいウッチースピンとして直ぐにワールドスタンダードなトリックとして認知される。
この復帰戦での内野のライディングは、youtube等のネットビデオを通して世界中に広まり、各国のトップライダー達が内野に注目した。
わずか1年半の練習で、基本レベル程の習得だったリアトリックを世界レベルにまで昇華させた内野のリアトリックは、復帰戦から6ヶ月後の世界選手権で、世界最高峰のリアトリックと称され、内野を世界チャンピオンの座へと導いた。
[編集] プロ時代 (2009年~現在)
リアトリックを主体としたライディングスタイルに、ペダルトリック(ペダルに足をかけたまま行う技。)を取り入れ ペダルトリックで行うウッチースピン等を開発し、更なる磨きをかける。また、内野のライディングスタイルを 取り入れるプロライダーが世界的に増える。
2008年頃より習得者が増えて来た、バニーホップ(自転車に跨いだ状態でジャンプする、ストリートの基本トリック)中に自転車のフレームを横方向に一回転させて着地する“テイルウップ”という高等技術を見に付ける。
テイルウップを単発トリックとして披露する選手しか居なかった中、内野はルーティンの最後の締め技で使用していたスピントリックから、マニュアル(自転車に跨いだまウィリーするトリック)へスイッチし、そこからテイルウィップを繰り出すという超高等技術を習得する。
このトリックは、2009年12月に発売となった、A BAD THING初となるDVD作品「A BAD THING AIR LINE」の中に収録された内野のチャプターで、世界初の公開となり話題を呼んだ。
2010年神戸市ゆかりの人物に選ばれる。
2011年3月にフランス所属だった"A BADTHING"を抜け、4月にフランスの盟友マティアスダンドワと新しい"SUPERB**"というバイクブランドをARES BYKESから立ち上げる。
4月には国内ファッションバッグメーカー"master-piece"から自転車向けのバッグブランド"BROWN RC"を立ち上げる。 日本は東京、大阪を中心に、NYでも販売は展開されている。
[編集] タイトル•記録
[編集] 国内戦
- 2005年9月 - CORE PIT 2005 【開催地 / 名古屋】 優勝
- 2005年9月 - UNDER 23 2005 【開催地 / 神戸】 優勝
- 2005年7月 - KING OF GROUND #2 【開催地 / 神戸】 優勝 ※最年少全日本チャンピオン獲得
- 2007年11月 - KING OF GROUND #3 【開催地 / 東京】 4位
- 2008年10月 - KING OF GROUND #3 【開催地 / 東京】 3位
- 2010年4月 - KING OF GROUND #1 【開催地 / 名古屋】 5位
- 2011年5月 - AN CUP 【開催地 / 富山】 優勝
- 2011年6月 - G-SHOCK PRESENTS G-FLAT 【開催地 / 香川】 優勝
- 2011年7月 - KING OF GROUND #2 【開催地 / 神戸】 優勝
- 2011年8月 - G-SHOCK PRESENTS REAL TOUGHNESS ZEPP大阪 【開催地 / 大阪】 優勝
- 2011年11月 - G-SHOCK PRESENTS REAL TOUGHNESS 六本木ヒルズ 【開催地 / 東京】 優勝
[編集] 国際戦
- 2005年5月 - NOKIA FREESTYLE WORLD 【開催地 / チェコ】 8位
- 2008年5月 - VOO DOO JAM 【開催地 / アメリカ】 優勝 *世界タイトル獲得
- 2008年7月 - MASTERS 08 【開催地 / ドイツ】 10位
- 2008年 - BMX FLATLAND WORLD CIRCUIT 2008 / SERIES RANKING 3位
- 2009年4月BMX FLATLAND WORLD CIRCUIT "Ninja-Spin" 【開催地 / モナコ】 8位
- 2009年7月BMX FLATLAND WORLD CIRCUIT "KING OF GROUND" 【開催地 / 石川】 3位
- 2009年 8月BMX FLATLAND WORLD CIRCUIT "VooDoo JAM" 【開催地 / アメリカ】 準優勝
- 2009年 - BMX FLATLAND WORLD CIRCUIT 2009 / SERIES RANKING 2位
- 2010年1月BMX FLATLAND WORLD CLASSIC 2010 【開催地 / 東京】 9位
- 2010年4月JOMO PRO 【開催地 / アメリカ】 6位
- 2010年5月BIKEDAYS 【開催地 / スイス】 準優勝
- 2010年5月BMX FLATLAND WORLD CIRCUIT "FISE 2010" 【開催地 / フランス】 4位
- 2010年7月BMX FLATLAND WORLD CIRCUIT "MOVISTAR BARCELONA EXTREAME 2010" 【開催地 / スペイン】 3位
- 2010年7月BMX FLATLAND WORLD CIRCUIT "KING OF GROUND" 【開催地 / 日本】 6位
- 2010年 - BMX FLATLAND WORLD CIRCUIT 2010 / SERIES RANKING 5位
- 2011年4月BMX FLATLAND WORLD CIRCUIT "JOMO PRO" 【開催地 / アメリカ】 4位
- 2011年4月BMX FLATLAND WORLD CIRCUIT "Ninja-Spin" 【開催地 / フランス】 6位
- 2011年8月BMX FLATLAND WORLD CIRCUIT "GROUND FORCE" 【開催地 / シンガポール】 3位
- 2011年10月BMX FLATLAND WORLD CIRCUIT "KING OF GROUND" 【開催地 / 埼玉】 3位
[編集] メディア出演
[編集] TV
- 2005年4月 日本テレビ『メレンゲの気持ち』メレンゲ探偵団1日密着取材
- 2007年8月 フジテレビ『水10! オリキュン』コーナー出演
- 2008年6月 フジテレビ『笑っていいとも!』木曜コーナー「鰻と鯰」
- 2008年9月 NHK BS『ザ少年倶楽部プレミアム』
- 2008年11月 日本テレビ『ズームイン!!サタデー』コーナー出演
- 2008年11月 TBSテレビ『ブロードキャスター』お父さんのためのワイドショー講座
- 2008年11月 NHK『こんにちは一都六県』
- 2009年2月 テレビ東京『すなっぷ』
- 2009年6月 日本テレビ『ぶらり途中下車の旅』
- 2009年7月 テレビ東京『世界を変える100人の日本人』*JAPAN ALL STARS 100人に認定
- 2009年8月 TBSテレビ 『メヂカラ』
- 2009年11月 Disney XD 『スポーツ ドリームズ』
- 2009年11月 テレビ朝日『挑戦者 No.1への階段』
- 2010年1月 フジテレビ『スパイスTV どーもキニナル』
- 2010年3月 フジテレビ『すぽると』
- 2010年3月 サンテレビ『ひるカフェ』
- 2010年3月 NHK BS2『ちょいハマッ!自転車って素晴らしい』
- 2011年1月 KTV『ココロの旅』
[編集] CM
[編集] PV
[編集] 過去の掲載誌
[編集] ファッション
- MEN'S NON-NO
- TARZAN
- WARP
- Ollie
- Samurai
- カジカジ
[編集] カルチャー
- BICYCLE NAVI
- BICYCLE CLUB
- PEDALSPEED
- LOOP MAGAZINE
[編集] 新聞
- 朝日新聞 朝刊
- 神戸新聞 夕刊
[編集] ライフスタイル
- TIPNESS PRESS vol.73
- AZURE
- +Fプラスエフ vol.5