伊藤瑞子

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伊藤 瑞子
(いとう みずこ)
ホームデスクにいる伊藤
生誕 1968年7月22日(45歳)
京都市
住居 南カリフォルニア
国籍 日本人
教育 博士
出身校 ハーバード大学(学部)
スタンフォード大学(大学院)
職業 人類学者
配偶者 Scott Fisher
子供 2
親戚 伊藤穰一(兄)
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伊藤 瑞子(いとう みずこ、1968年7月22日 - )は、日本文化人類学者で、カリフォルニア大学アーバイン校人文科学研究所准教授慶應義塾大学政策・メディア研究科の客員准教授である。

人物・来歴[編集]

伊藤はアメリカ合衆国日本の間で育った。日本では西町インターナショナルスクールアメリカンスクール・イン・ジャパンに通った。彼女はハーバード大学に在籍時、「Zen and Tea Ritual: A Comparative Analysis」(禅と茶の比較分析)の論文を著して東アジア研究科の学位を取得し、1990年に卒業した。

その後、スタンフォード大学の大学院で研究を行い、1991年には論文「The Holistic Alternative: A Symbolic Analysis of an Emergent Culture」を著して、人類学の学士となった。1998年、論文「Interactive Media for Play: Kids, Computer Games and the Productions of Everyday Life」を著して、教育学科の博士号を取得した。2003年には論文「Engineering Play: Children’s Software and the Productions of Everyday Life」を著して、人類学科の博士号を取得した。

伊藤は、夫のScott Fisherと2人の子供とともに、南カリフォルニアに在住している。彼女は、弁当ブログを続けている。伊藤の兄は伊藤穰一で、ベンチャーキャピタリストである。彼女は兄とともに Chanpon.orgを主催している。

研究[編集]

彼女は主な専門はメディアテクノロジーに関するもので、デジタルメディアがリレーションシップ、アイデンティティー、コミュニティをどのように変えるかを研究している。松田美佐岡部大介と共著で『Personal, Portable, Pedestrian: Mobile Phones in Japanese Life』(MIT Press, 2005年)を著した。2006年には、子供たちがデジタルメディアの技術をどのように使っているかを研究するため、マッカーサー基金の助成を受けた[1]。その研究から論文「Digital Media and Learning Hub」と2冊の本『Hanging Out, Messing Around, and Geeking Out』、『Engineering Play: A Cultural History of Children's Software』を残している。

著作物[編集]

伊藤の主な著作物を以下に記す[2]

  • Ito, Mizuko. "Introduction." In Networked Publics, edited by Kazys Varnelis, 1-14. Cambridge, MA: The MIT Press, 2008.
  • Ito, Mizuko, Heather A. Horst, Matteo Bittanti, danah boyd, Becky Herr Stephenson, Patricia G. Lange, C. J. Pascoe, and Laura Robinson. Living and Learning with New Media: Summary of Findings from the Digital Youth Project In The John D. and Catherine T. MacArthur Foundation Reports on Digital Media and Learning. Cambridge: MIT Press, 2008.
  • Ito, Mizuko, Sonja Baumer, Matteo Bittanti, danah boyd, Rachel Cody, Becky Herr, Heather A. Horst, Patricia G. Lange, Dilan Mahendran, Katynka Martinez et al. Hanging Out, Messing Around, Geeking Out: Kids Living and Learning with New Media. Cambridge: MIT Press, 2009.
  • Ito, Mizuko. Engineering Play: A Cultural History of Children's Software. Cambridge: MIT Press, 2009.
  • Ito, Mizuko. "Virtually Embodied: The Reality of Fantasy in a Multi-User Dungeon" in Porter, David Internet Culture. Routledge, 1997.
  • 『ケータイのある風景』共著者:岡部大介、松田美佐 2006年 北大路書房 ISBN4-7628-2532-8

脚注[編集]

外部リンク[編集]