ラブデリック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索

ラブデリック(LOVEdeLIC)とは、かつて存在したゲーム会社。

目次

[編集] 概要

スクウェアで『スーパーマリオRPG』などに関わったスタッフの一部が中心となり設立。1997年に『moon』(PS)を初リリース。以後、『UFO -A day in the life-』(PS)と『L.O.L. 〜LACK OF LOVE〜』(DC)と計3本の作品(発売元は3作ともアスキー)をリリースした。

1999年に『UFO』スタッフを中心としたバンプールが独立。以後、開発チーム別にスキップパンチラインと独立が続き、2000年の『L.O.L.』発売後、『DAH』の開発中止を経てラブデリックは活動を休止した。公式サイトは休止後も存続したが2006年3月に消滅。その後、2007年4月にmoonの10周年記念とolio music上でのmoonのアレンジ楽曲配信に伴いサイトが一時的に復活したが、最終的にドメイン失効の完全閉鎖となった。

2010年12月21日、moonの続編話[1]西健一の所に持ち込まれた流れで「moon開発スタッフ全員集合の同窓・忘年会2010」と称したラブデリックメンバー総揃いの飲み会が開催され、その模様はustreamで生配信された。ちなみに、moon開発当時のラブデリックメンバーが全員一箇所に揃うのはmoonリリース後はこれが初めてだった。

「LOVEdeLIC」の名称の由来はYMOのアルバム「テクノデリック」から。これは設立者の一人である西健一がYMOのファンだったから。

[編集] ラブデリック系

ラブデリックが開発した作品には特異な傾向があり、俗にラブデ系・ラブデリ系・ラブデリック系(以後、ラブデリック系)と呼ばれている。 又、ラブデリック分裂後に立ち上がった3社が開発する作品に於いても同様の傾向が見られる事が多く、それら作品も含めて称するのが一般的になっている。 但し、分裂3社の作品については全てがそう呼ばれるわけではなく、明確な定義はないものの、下記にある特徴を多く持っている作品がラブデリック系と呼ばれる。

  • テーマに非常に「異色」な題材を採り上げる。
  • 登場キャラクターの会話では、既存言語の音声を切り貼りしてミックスさせた内容不明の音声に字幕スーパーが付く(西健一曰く通称ハナモゲラ語)。
  • 所謂「戦闘」という物があまり無く、あってもゲームの主軸としていない事が多い。
  • 会話等に毒気の社会風刺や皮肉、パロディが多い。
  • ゲーム内時間があり、その時間に沿って登場キャラクターが生活している。

一般的にラブデリック系と呼ばれている作品は下記の通り。

[編集] 分裂後の独立3社

スキップ
2001年に元『L.O.L.』開発チームが設立。代表作は『ちびロボ!』、bit Generationsシリーズ。
バンプール
1999年に元『UFO』開発チームが独立。代表作は『もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド』。
パンチライン
2002年12月にスキップから独立し『チュウリップ』をリリースするが、2006年の『RULE of ROSE』と2作のみで活動を休止した。

[編集] 関連人物

[編集] 脚注

  1. ^ 話が持ち込まれただけであって、2010年12月現在決定しているわけではないので、誤解しないよう注意。

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語