ライサンダー

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ライサンダー
ジャンル 3Dシューテュング
対応機種 ゲームボーイ
開発元 日本物産
発売元 日本物産
デザイナー K.KAWAHARA
プログラマー A.DADADA
音楽 吉田健志
美術 H.WADA
人数 1 - 2人(対戦プレイ)
メディア 1メガビットロムカセット[1]
発売日 日本 199102081991年2月8日
デバイス 通信ケーブル
その他 型式:DMG-RTj
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ライサンダー』は、1991年2月8日日本物産(ニチブツ)から発売されたゲームボーイ用のシューティングゲーム

概要[編集]

日本物産のゲームボーイ参入第1弾に発売されたゲームで、3Dダンジョン型のシューティングゲームである[2]

全20ステージ。十字キーで前進、後退、左右旋回。Aボタンで通常弾、Bボタンでサブウエポンを発射して攻撃する[2]

プレイヤーの攻撃機は安定感重視の「WOLF」、パワー重視でスピードが遅い「BEAR」、スピード重視でパワーが低い「EAGLE」の3つから選択できる[2]

制御パーツを4つ集めるか、敵を全滅させることで面クリアとなる。

通信ケーブルを使用する事で、対戦モードがプレイ可能。対戦モードでは、プレイヤー自身がマップを作成することができる[1]

シンプルすぎる背景や難易度の低さなどからシューティングゲームとしては賛否両論がある[2]

ストーリー[編集]

西暦209X年。中央情報局コントロールセンターのメインコンピューターが突如として暴走を始め、「Tokyo-City」は制御不能となった警備ロボットが人々を襲う恐怖のコンクリートジャングルと化した。政府は、コントロールセンターの機能を回復させるため、特殊戦闘チームに出動を命じた[2]

スタッフ[編集]

  • デザイナー:K.KAWAHARA
  • プログラム:A.DADADA
  • グラフィック:H.WADA
  • サウンド:吉田健志

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通22/40点[3]
ファミリーコンピュータMagazine18.46/30点[1]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.09 3.06 3.16 3.20 3.09 2.86 18.46

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 「5月24日号特別付録 ファミコンディスクカード ゲームボーイ スーパーファミコン オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第10号、徳間書店、1991年5月24日、144頁。 
  2. ^ a b c d e M.B.MOOK『懐かしゲームボーイパーフェクトガイド』 (ISBN 9784866400259)、93ページ
  3. ^ a b ライサンダー まとめ [ゲームボーイ]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2017年2月11日閲覧。