マーダー★ミステリー 〜探偵・斑目瑞男の事件簿〜

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マーダー★ミステリー 〜探偵・斑目瑞男の事件簿〜
ジャンル テレビドラマ
企画 眞形隆之
構成 渡邊仁
脚本 AGATA(第1弾)
山﨑剛(第2弾)
ディレクター 中野良
南雄大(第2弾)
演出 光岡麦
司会者 劇団ひとり
剛力彩芽
ナレーター 藤崎健一郎(ABCテレビアナウンサー)
テーマ曲作者 坂本英城
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
製作
チーフ・プロデューサー 桒山哲治
プロデューサー 白石和也
福田篤
長谷川百合(第2弾)
撮影地 旧グッゲンハイム邸(第1弾)
鶴巻温泉 元湯陣屋(第2弾)
制作 朝日放送テレビ(ABCテレビ)
放送
放送チャンネル朝日放送テレビ
腐草館の殺人
出演者両角周
ちなつ
清水宏
浅川琴音大吟嬢
斉藤佑介
はなむらちこ
松澤和輝
審査員生瀬勝久
瑠東東一郎
内山聖子
放送期間2021年3月20日(19日深夜)
放送時間1:34 - 3:19
放送分105分
回数1
公式ウェブサイト
伊呂鳥荘・湯けむり殺人事件
問題編 / 解決編
司会者青木たつや
出演者劇団ひとり
生瀬勝久
両角周
新納慎也
剛力彩芽
江野沢愛美
ベッキー
放送期間2022年3月5日・12日
放送時間1:34 - 3:04
1:59 - 3:29
放送分90分
回数2
公式ウェブサイト
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マーダー★ミステリー 〜探偵・斑目瑞男の事件簿〜』(マーダーミステリー たんてい・まだらめみすおのじけんぼ)は、2021年より朝日放送テレビ(ABCテレビ)にて放送されているテレビドラマ(関西ローカル)。

第1弾「腐草館の殺人」が2021年3月20日(19日深夜)の1:34 - 3:19に放送され[1]。3月27日の22:00 - 翌0:00にはABEMAで「全貌解明版」が配信[2]

体感型ミステリーゲーム「マーダーミステリー」を題材とした作品であり、オーディションを勝ち抜いた出演者が即興で演技を行う[3]。ストーリーテラーである劇団ひとり、剛力彩芽のほか、生瀬勝久瑠東東一郎内山聖子が審査員として出演し、キャスト7人の演技力をジャッジする[4]

第2弾「伊呂鳥荘・湯けむり殺人事件」は2022年3月5日・12日に問題編・解決編の2回に分けて放送[5]。ABEMAでは解決編に未放送映像を加えた完全版「解決編・感想戦」として2時間枠で配信[6]。感想戦の司会は青木たつや。

あらすじ[編集]

腐草館の殺人[編集]

山奥にある洋館「腐草館」で暮らしている小説家・蛍原晃と妻・美鈴。晃の小説の完成祝いとして、知人を交えての会食を行った。会食の後、館で突如悲鳴が上がり、編集者である魚住舞が死んでいるのが発見される。山奥で雨のため、警察や救急が来るにも時間がかかるため、7人は自らの手で原因究明を行うことにする。

伊呂鳥荘・湯けむり殺人事件[編集]

旅館・伊呂鳥荘の温泉で死体が発見される。警察に通報するも、土砂崩れで到着が遅れるため、それまでの間、女将である白鳥蘭と他の宿泊客6人は犯人探しを行うことになる。

登場人物[編集]

ストーリーテラー[編集]

斑目瑞男(まだらめ みすお)
演 - 劇団ひとり
探偵。
村城和兎(むらしろ わと)
演 - 剛力彩芽
瑞男の助手。

事件「腐草館の殺人」関係者[編集]

蛍原晃(ほとはら あきら)
演 - 両角周
館の主である小説家。
蛍原美鈴(ほとはら みすず)
演 - ちなつ
晃の妻。元編集者。
熊田宏(くまだ ひろし)
演 - 清水宏
館の執事。
馬場由香里(ばば ゆかり)
演 - 浅川琴音大吟嬢
館の家政婦。
竜崎克也(りゅうざき かつや)
演 - 斉藤佑介
記者。元出版社勤務。
白鳥恵子(しらとり けいこ)
演 - はなむらちこ
占い師。美鈴の友人
猪又順平(いのまた じゅんぺい)
演 - 松澤和輝
イラストレーター。晃の小説の挿絵を担当。
魚住舞(うおずみ まい)
演 - 武井玲奈[7]
晃の担当編集者。殺害される。

事件「伊呂鳥荘・湯けむり殺人事件」関係者[編集]

青井戸辰巳(あおいど たつみ)
演 - 劇団ひとり
ピアニスト。
紫堂京介(しどう きょうすけ)
演 - 生瀬勝久
脚本家。5年前から宿泊している。
黄河タカシ(こうが タカシ)
演 - 両角周
映画監督。ロケハンのために旅館を訪れた。
緑谷亮(みどりたに りょう)
演 - 新納慎也
サイエンス探偵として活躍している科学者。
桃瀬さゆり(ももせ さゆり)
演 - 剛力彩芽
黄河の撮影スタッフ。
黒須硝子(くろす しょうこ)
演 - 江野沢愛美
女優。黄河の作品に出るため同行している。
白鳥蘭(しらとり らん)
演 - ベッキー
伊呂鳥荘の若女将。
赤村瑠璃(あかむら るり)
演 - 吉住[8]
被害者。記者。

スタッフ[編集]

  • シナリオ - AGATA(第1弾)、山﨑剛(第2弾)
  • 構成 - 渡邊仁
  • TM - 山中康男
  • TD - 長野允耶
  • SW - 波田純一
  • VE - 中野佑樹、瀧晃一
  • CAM - 松本譲治、香月崇志、知花裕樹、川﨑拓真、村田雄哉
  • CA - 山内将太郎、藤田尚也
  • AUD - 山本耕一、松浦誠治、大山祐馬、木子幸則
  • 照明 - 相澤裕一、重國裕治、磯貝大彦、中内泰佑
  • SE・MA - 右見嘉英、中川和哉
  • 編集 - 今西政之、垣見悠斗
  • 技術協力 - アイネックスハートスSOUND-K、ブルーボックススタジオ
  • 制作協力 - ABCアニメーション、BAX、ケイマックス、ピープス、ホワイトブレイン、WOW
  • 制作チーフ - 岡崎正康

制作進行 - 槌田一平、川原健太

  • ディレクター - 中野良、南雄大(第2弾)
  • 総合演出 - 光岡麦
  • ナレーター - 藤崎健一郎(ABCテレビアナウンサー)
  • テーマ曲 - 坂本英城「斑目瑞男のテーマ」
  • 企画協力 - ぴあABEMA(第1弾)
  • 企画アドバイザー - 眞形隆之
  • 企画プロデューサー - 安井一成
  • プロデューサー - 白石和也、福田篤、長谷川百合(第2弾)
  • チーフプロデューサー - 桒山哲治
  • エグゼクティブプロデューサー - 辻史彦
  • 制作著作 - ABCテレビ

放送・配信時間[編集]

配信時間はABEMAのもの。

放送・配信日 曜日 放送時間 配信時間
第1弾 本編 2021年3月20日 土曜日(金曜深夜) 1:34 - 3:19 1:34 - 3:19
全貌解明版 2021年3月27日 土曜日 なし 22:00 - 翌0:00
第2弾 問題編 2022年3月5日 土曜日(金曜深夜) 1:34 - 3:04 0:00 - 1:30
解決編 2022年3月12日 1:59 - 3:29
解決編・感想戦 0:00 - 2:00

舞台版 『マーダー☆︎ミステリー 〜探偵・斑目瑞男の事件簿〜』[編集]

2021年12月3日から12月5日まで、東京浅草花劇場で全5公演が上演された[9]。テレビ版から数十年後に腐草館で再び起きた殺人事件が物語となっており、キャストに与えられてるのは設定と配役のみで、台本、セリフなしの即興芝居と議論で物語が展開する舞台[10]。登場キャラクターの探偵、降霊術師、執事、大学生、画家、小説家、写真家が全5公演で全て異なるキャストで公演された。総合司会役を青木たつやが務め、テレビ版に出演した劇団ひとりと剛力彩芽が映像出演している[11]。公演は浅草花劇場のほか、PIA LIVE STREAMでのライブ配信、見逃し配信も実施[11]。見逃し配信は予定開始日であった12月10日からの延期が発表されたが[12]、後日、2021年12月19日10時から2022年1月19日23時59分までの期間で配信されることが改めて発表された[13]

キャスト[編集]

  12月3日 18:00 12月4日 12:00 12月4日 18:00 12月5日 12:00 12月5日18:00
探偵 亀井慎一 鈴木裕樹 入江甚儀 大河元気 宮下兼史鷹宮下草薙 安元洋貴
降霊術師 鷲尾泉 加隈亜衣 吉田仁美 田中道子 都丸紗也華 上西恵
執事 犬塚雅 佐藤貴史 大高洋夫 川﨑麻世 石井智也 市川知宏
大学生 蛍原梢 三森すずこ 鶴見萌 坂口渚沙 中井りか 長谷川玲奈
画家 鹿沼久志 秋谷啓斗 植田慎一郎 ケビン(BUDDiiS 須賀健太 丘山晴己
小説家 猿渡薫 大西桃香 行天優莉奈 込山榛香 山田麻莉奈 喜多乃愛
写真家 虎元仁 宮城紘大 富永勇也 松井勇歩 加藤勇也 碓井将大

スタッフ(舞台)[編集]

  • 原作 - AGATA
  • 企画、ゲーム監修 - 眞形隆之
  • 構成・監修 - 松多壱岱
  • 演出 - 扇田賢
  • 舞台監督 - 渡邉勝樹、田中聡 
  • 美術 - 仁平祐也
  • 照明 - 村山寛和
  • 音響 - 田中慎也
  • 映像 - 曾根久光
  • 小道具 - 創木希美
  • ヘアメイク - 松前詠美子
  • 衣装 - 西田さゆり

ボードゲーム[編集]

2021年10月28日に、アークライトゲームズから『腐草館からの招待状 マーダー☆ミステリー 〜探偵・斑目瑞男の事件簿〜』が発売された。ボードゲームのシナリオは、ドラマ版のオーディションで使用されたゲームシナリオをパッケージ化したもので、ドラマ版と同じくAGATAが手掛けている[14]

2022年3月29日に、『伊呂鳥荘 湯けむり温泉殺人事件』のオンライン版が販売された。こちらは番組そのままの内容であるため、視聴した人は遊ぶことができない。

出典[編集]

  1. ^ 劇団ひとり「いろんな見方ができる」ミステリー今夜放送、7名が即興劇で犯人探し(コメントあり)”. お笑いナタリー. ナターシャ (2021年3月19日). 2021年3月26日閲覧。
  2. ^ <マーダー★ミステリー>未公開映像入りの「全貌解明版」をABEMAで配信!劇団ひとり&生瀬勝久らの推理、隠された“3つの謎”も明らかに”. ザテレビジョン. KADOKAWA (2021年3月22日). 2021年3月26日閲覧。
  3. ^ 劇団ひとりが探偵に、剛力彩芽が助手に ミステリードラマ『マーダー★ミステリー ~斑目瑞男の事件簿~』3月19日放送”. ぴあエンタメ情報. ぴあ (2021年2月12日). 2021年3月26日閲覧。
  4. ^ 「マーダー★ミステリー」ファイナリスト7人の演技力をジャッジする審査員に生瀬勝久ら3人が決定” (2021年3月26日). 2021年3月26日閲覧。
  5. ^ 劇団ひとり、即興ドラマ『マーダー★ミステリー』第2弾で“難事件”に挑む 共演に生瀬勝久&剛力彩芽ら”. ORICON NEWS. オリコン (2022年2月18日). 2022年3月5日閲覧。
  6. ^ マーダー★ミステリー 〜探偵・斑目瑞男の事件簿~湯けむり殺人事件 解決編・感想戦”. 新しい未来のテレビ|ABEMA. AbemaTV. 2022年3月12日閲覧。
  7. ^ 武井玲奈 / 𝑇𝑎𝑘𝑒𝑖 𝑅𝑒𝑛𝑎「. . 来月3月19日25時から ABC朝日放送にて放送される 「マーダーミステリー 探偵…」”. Instagram (2021年2月17日). 2021年3月26日閲覧。
  8. ^ YOSHIZUMI_2015のツイート2022年3月5日閲覧。
  9. ^ 鈴木裕樹・丘山晴己・須賀健太らが出演 アドリブ舞台「マーダー☆ミステリー」上演”. 2.5ジゲン!!. 2021年12月12日閲覧。
  10. ^ 台本なし!セリフなし!話題のテレビ番組が舞台化 「舞台版 マーダー☆ミステリー ~探偵・斑目瑞男の事件簿~」”. PR TIMES. 2021年12月12日閲覧。
  11. ^ a b 「舞台版 マーダー☆ミステリー ~探偵・斑目瑞男の事件簿~」に鈴木裕樹ら”. ステージナタリー. 2021年12月12日閲覧。
  12. ^ 【ご報告/お詫び】見逃し配信の公開延期について”. Twitter. 【公式】舞台版 マーダー☆︎ミステリー 〜探偵・斑目瑞男の事件簿〜. 2021年12月12日閲覧。
  13. ^ 【ご報告】見逃し配信の開始日について”. Twitter. 【公式】舞台版 マーダー☆︎ミステリー 〜探偵・斑目瑞男の事件簿〜. 2021年12月16日閲覧。
  14. ^ 「腐草館からの招待状 マーダー☆ミステリー ~探偵・斑目瑞男の事件簿~」,10月28日発売予定”. 4Gamer.net. 2021年12月16日閲覧。

外部リンク[編集]