ブーメランのように

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブーメランのように
Comme un Boomerang
監督 ジョゼ・ジョヴァンニ
脚本 ジョゼ・ジョヴァンニ
製作 レイモン・ダノンフランス語版
アラン・ドロン
出演者 アラン・ドロン
音楽 ジョルジュ・ドルリュー
編集 フランソワーズ・ジャヴェフランス語版
製作会社 リラ・フィルム
アデル・フィルム
配給 日本の旗 東映洋画
公開 フランスの旗 1976年8月18日
日本の旗 1976年12月25日
上映時間 100分
製作国 フランスの旗 フランス
言語 フランス語
テンプレートを表示

ブーメランのように』(Comme un Boomerang)は、1976年フランス映画。監督はジョゼ・ジョヴァンニ、出演はアラン・ドロンシャルル・ヴァネルなど。

フランスでは初公開時、787,208人の観客動員を記録した[1]

ストーリー[編集]

自ら望んではいないが、大切な人間を救おうとして捨てたはずの暴力の世界へブーメランのように戻っていく男を描く。

実業家として世間から良い評判を得ている主人公。しかし麻薬により錯乱した息子が警官を射殺。友人たちの協力も得て懸命に助けようとするが、その過程でマスコミから暗黒街の顔役だった過去を暴かれる。一方、裁判を待つ息子は罪から逃れようと精神病を詐る悪手を選び、更に窮地へ追い込まれる。父親は監獄に入れば未熟な息子では精神が持たないと理解していた。しかし万策が尽きると、警察の機動力と情報量が相手では成算がないことを承知しながら道を踏み外してしまう。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
フジテレビ
ジャック・バトキン アラン・ドロン 野沢那智
レオーニ ピエール・マクロン 富田耕生
リテール シャルル・ヴァネル 高塔正康
ミュリエール・バトキン カルラ・グラヴィーナイタリア語版 沢田敏子
エディ・バトキン ルイ・ジュリアン 鹿沼政仁
ルナック ジュセッペ・フォン・トソ  北村弘一
判事 クリスチャン・デ・ティリエール 清川元夢
不明
その他
仲木隆司
島木綿子
向殿あさみ
峰恵研
石森達幸
国坂伸
加藤正之
有本欽隆
芝田清子
川浪葉子
たてかべ和也
沢木郁也
龍田直樹
巴菁子
鈴置洋孝
塩沢兼人
広瀬正志
演出 春日正伸
翻訳 入江敦子
効果 赤塚不二夫
調整 中里勝範
制作 有村放送プロモーション
解説 高島忠夫
初回放送 1980年10月31日
ゴールデン洋画劇場

※日本語吹替は2021年4月21日発売の4Kレストア版DVDに収録[2]

スタッフ[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]