フトアゴヒゲトカゲ

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?フトアゴヒゲトカゲ
フトアゴヒゲトカゲ
フトアゴヒゲトカゲ Pogona vitticeps
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : イグアナ下目 Iguania
: アガマ科 Agamidae
亜科 : アガマ亜科 Agaminae
: アゴヒゲトカゲ属 Pogona
: フトアゴヒゲトカゲ P. vitticeps
学名
Pogona vitticeps (Ahl, 1926)
和名
フトアゴヒゲトカゲ
英名
Central bearded dragon

フトアゴヒゲトカゲ(太顎髭蜥蜴、Pogona vitticeps)は、動物界脊索動物門爬虫綱有鱗目アガマ科アゴヒゲトカゲ属に分類されるトカゲ。

目次

[編集] 分布

オーストラリア中部固有種

[編集] 形態

最大全長49cm。体形は太くて扁平。頭部は大型で、後頭部の棘状鱗は横一列に並ぶ。尾の鱗は比較的均一。体色は褐色や灰色。

幼体には背面に斑紋が入るが、成長につれ消失することが多い。

[編集] 生態

やや乾燥した森林砂漠などに生息する。地表棲だが、日光浴や周囲の警戒のために低木や倒木に登ることを好む(半樹上棲)。昼行性で、午前中に日光浴を行い体温が高くなると活動を行う。昼間に体温が上がりすぎたり、夜間になると岩の下や木の影に隠れて休む。危険を感じると口を大きく開ける、喉を膨らませる、頭を上下に振るなどの行動で威嚇する。また繁殖期のオスは同様の行動を求愛として行う。

食性は動物食の強い雑食で、主に昆虫を食べるが、小型爬虫類、小型哺乳類植物果物なども食べる。成長に伴い植物食傾向が強くなる。

繁殖形態は卵生。1回に11-26個の卵を産む。卵は50-70日で孵化する。生後1年で性成熟し、寿命は6-10年とされる。

[編集] 人間との関係

ペット用として飼育されることもあり、日本にも輸入されている。本種の生息地であるオーストラリアは国内に生息する野生動物の輸出を禁止しているが、飼育下繁殖が容易なため過去に動物園へ輸出された個体に由来する飼育下繁殖個体が大量に流通する。日本国内での飼育下繁殖例も多く、専門店以外で販売されることもある。流通量が多いことや、人に慣れやすいことなどからトカゲ飼育の入門種として紹介されることもある。

テラリウムで飼育される。シート状の赤外線ヒーターや保温用の電球などで保温し、それとは別に昼間(もしくは照明と合わせて一定持間)小型の保温用の電球などをケージの中へ照射し局所的に高温になる場所を作る。照明として紫外線照射量の多い専用の蛍光灯やメタルハライドランプを一定時間点灯する。水は水容器を用意し、夜間や照明を消した際に霧吹きで湿度を上げる。餌はコオロギなど昆虫、野菜、本種専用や雑食のトカゲ用の人工飼料などを与える。コオロギなどは事前に野菜などの餌を与えたり、爬虫類用のカルシウム剤などを振りかけて栄養価を上げる。同種他種問わず四肢や尾に噛みついたり大きさに差がある場合は共食いすることもあるため、基本的に単独で飼育する。状態の良いペアを揃えれば一般家庭でも飼育下繁殖は難しくない。しかし1回の産卵数が多いため、幼体に対しての多数の飼育設備や引き取り手の確保などの計画的な繁殖計画を立てる事が望ましい。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 参考文献

  • 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ1 アガマ科&イグアナ科』、誠文堂新光社2004年、40-42頁。
  • 千石正一監修 長坂拓也編著 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、41頁。