フウ

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フウ
Liquidambar formosana 01.jpg
Liquidambar formosana(2009年12月4日)
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
: ユキノシタ目 Saxifragales
: フウ科 Altingiaceae
: フウ属 Liquidambar
: フウ L. formosana
学名
Liquidambar formosana
Hance[1]
和名
フウ(楓)、サンカクバフウ(三角葉楓)、タイワンフウ(台湾楓)、イガカエデ(伊賀楓)、カモカエデ(賀茂楓)、オカツラ(男桂)
英名
Formosa Sweetgum、Formosan gum、Chinese Sweetgum

フウ(楓[2]学名: Liquidambar formosana)はフウ科(クロンキスト体系ではマンサク科)フウ属落葉高木

種名は「台湾の」の意味。別名、サンカクバフウ(三角葉楓)、タイワンフウ(台湾楓)、イガカエデ(伊賀楓)、カモカエデ(賀茂楓)。古名、オカツラ(男桂)。

特徴[編集]

高さ20mほど。原産地では40-60mのものもある。

状に3裂し、縁に鋸歯紅葉する。

雌雄同株は雌雄とも球形で花被がない。、新葉が出るとともに咲く。

果実は秋、褐色のある球状の集合果が成熟する。

分布・生育地[編集]

原産地は台湾中国南部。日本には江戸時代中期、享保年間に渡来した。

利用[編集]

庭木街路樹公園樹として利用される。大陸では独特の香りのある樹脂を「楓香脂」として薬用にする。

近縁種[編集]

近縁種にモミジバフウが知られる。これに対して本種をサンカクバフウまたはタイワンフウと呼ぶこともある。

フウ属[編集]

フウ属(ふうぞく、学名: Liquidambar)は、フウ科の一つ。属名は「琥珀色」の意味で、この植物から採集される樹枝香料用に使っていたため。

フウ属は中国台湾小アジア北米に4ある。

脚注[編集]

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  1. ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)”. 2011年11月27日閲覧。
  2. ^ 漢字「楓」は本来本種を指す。日本で「かえで」と読むのは慣用。本種とカエデは葉の形状が似ているだけで、全くの別種である。

参考文献[編集]

  • 茂木透写真 『樹に咲く花 離弁花2』 高橋秀男・勝山輝男監修、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、2000年、30-31頁。ISBN 4-635-07004-2

関連項目[編集]

外部リンク[編集]