ビハール・アル=アンワル

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ビハール・アル=アンワル(Bihar al-Anwar、アラビア語: بحار الأنوار、「光の海」の意)は、アル=アラーマ・アル=マジュリスィーの名で知られるムハンマド・バキール・マジュリスィーが編集した、広範囲にわたる伝承(ハディース)の集成である。

ビハール・アル=アンワルは110巻から成り、マジュリスィーは彼が見つけ得る知識の全てをのちの世代のために集め、書き留めた。その集成は一つの集成書としてはハディースの中で最も包括的である。著者はスンニ派シーア派双方の資料を用い、ムハンマドに関連付けられた叙述と一緒に、ムハンマドの娘ファーティマやシーア派のイマームたちの言葉を集めた。この集成にはさらに彼による、これらの叙述についてのよく調査された注釈も含まれている。

批判[編集]

エジプトの国会議員ムハンマド・アリ・イブラヒムがビハール・アル=アンワルを引用したところによれば、そこにはエジプトを貶める記述がある。彼は他のハディース集からムハンマドがエジプトを尊んだ発言を引用しつつ、本書がハディースを偽造したものであるとして批判している[1]

参照[編集]

  1. ^ 緊急報告シリーズ No.2131中東報道研究機関サイト内)