ヒックとドラゴン
『ヒックとドラゴン』(原題: How to Train Your Dragon)は、イギリスの作家、クレシッダ・コーウェルによる児童文学のシリーズである。
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概要 [編集]
2011年時点で第9巻まで出版されている。
日本語版は相良倫子と陶浪亜希の翻訳で、小峰書店より第9巻まで発売されている。
- 『伝説の怪物』 How to Train Your Dragon (2003)
- 『深海の秘宝』 How to Be a Pirate (2004)
- 『天牢の女海賊』 How to Speak Dragonese (2005)
- 『氷海の呪い』 How to Cheat a Dragon's Curse (2006)
- 『灼熱の予言』 How to Twist a Dragon's Tale (2007)
- 『迷宮の図書館』 A Hero's Guide to Deadly Dragons (2008)
- 『復讐の航海』 How to Ride a Dragon's Storm (2008)
- 『樹海の決戦』How to Break a Dragon's Heart (2009)
- 『運命の秘剣』How to Steal a Dragon's Sword (2011)
登場人物 [編集]
- ヒック (Hiccup Horrendous Haddock III)
- 主人公のバイキングの少年。モジャモジャ族の族長の一人息子だが、外見も中身もバイキングらしくない。
- ドラゴンを観察するうちにドラゴン語を身につける。行動する前に考える賢いバイキングである。
- トゥースレス (Toothless)
- ヒックが捕まえた、並はずれて小さいヘイボンドラゴン。歯無しであることからスノットがそう呼んだ。
- 他の多くのドラゴンと同じように恩知らずなうえ、非常にわがまま。
- ウィンドウォーカー (Windwalker)
- ヒックのドラゴン。
- フィッシュ (Fishlegs)
- ヒックと親友のバイキング。近眼で眼鏡をかけている。ヒックと同様に痩せっぽち。
- ホラーカウ (Horrorcow)
- フィッシュのドラゴン。茶色い身体をしたメスのグロンクルで、草食である。
- ストイック (Stoick the Vast)
- ヒックの父親で、モジャモジャ族のリーダー。息子とは違って腕力が強く、考えることが苦手。
- スノット (Snotlout)
- ヒックのいとこ。優秀なバイキングであるが、ヒックのことを嫌っており、虐める。
- ファイヤークイーン (Fireworm)
- スノットのモンスタードラゴン。トゥースレスとは仲が悪い。
- ドックプレス (Dogsbreath the Duhbrain)
- スノットの子分。
- ヴァルハララマ (Valhallarama)
- ヒックの母親。探検が大好き。
- アルビン (Alvin the Treacherous)
- カミカジ (Camicazi)
剣の腕と盗みの腕が凄いが背は低い金髪の女の子 ヒックの良き友
- ストームフライ (Stormfly)
- デカパイ・バーサ (Big-Boobied Bertha)
ドロドロ族の女親分 カミカジの母親
- ゴバー教官 (Gobber the Belch)
各巻のあらすじ [編集]
伝説の怪物 [編集]
本書は、バイキングの英雄となったヒック・ホレンダス・ハドック三世が少年時代を回想するという形式で進められる。
バーク島のモジャモジャ族には、ドラゴンを捕えて飼いならすことのできる者のみが一人前とみなされ、それができない者は一族から追放されるという掟があった。一族のリーダーの息子であるヒックはなんとかドラゴンを捕えたものの、それは見たこともないほど小さい、歯無しのドラゴンだった。一族への仲間入りの試験まで四ヶ月。それまでにドラゴン・トゥースレスを飼い馴らさなければならないのだが、わがままなトゥースレスにヒックは手こずってばかり。その頃、バーク島沖の海底では、巨大なシードラゴンが数世紀もの眠りから目覚めようとしていた――。
深海の秘宝 [編集]
海賊訓練プログラムで、大荒れの海の中を進むバイキング見習いたちの船は、波間に漂っていた大きな棺桶にぶつかって沈んでしまう。見習いたちと一緒にバーク島の浜に流れ着いた棺桶を見て、ヒックたちは驚く。そこに記されていたのは、百年前に行方不明になった、ヒックのひいひいじいさん――北の海で暴れ回った伝説の海賊・ゴーストリーの名前だった。
映画 [編集]
詳細は「ヒックとドラゴン (映画)」を参照
ドリームワークスより、2010年にアニメーション映画として公開された。監督は『リロ・アンド・スティッチ』のディーン・デュボアとクリス・サンダースである。
原作との違い [編集]
映画版ではヒックがドラゴン語を喋れる設定が無くなっていたり、バイキングたちとドラゴンが対立している点や またトゥース自身も歯を剥き出しにするシーンが存在するなど多くの変更点が見られる。
作者のクレシッダ・コーウェルは設定変更について、「原作の精神とメッセージは残されている」として肯定的な意見を述べている[1]。
出典 [編集]
- ^ “Hiccup goes to Hollywood”. 2010年4月10日閲覧。