ハルゼミ

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?ハルゼミ
分類
動物界 Animalia
節足動物門 Arthropoda
昆虫綱 Insecta
カメムシ目(半翅目) Hemiptera
亜目 頚吻亜目 Auchenorrhyncha
下目 セミ型下目 Cicadomorpha
上科 セミ上科 Cicadoidea
セミ科 Cicadidae
亜科 セミ亜科 Cicadinae
ホソヒグラシ族 Cicadini
ハルゼミ属 Terpnosia
ハルゼミ T. vacua
学名
Terpnosia vacua
(Olivier,1790)
和名
ハルゼミ(春蝉)

ハルゼミ(春蝉)Terpnosia vacua は、カメムシ目(半翅目)・ヨコバイ亜目(同翅亜目)・セミ科に分類されるセミの一種。日本中国各地のマツ林に生息する小型のセミで、和名通りに成虫が発生する。晩春や初夏を表す季語松蝉」(まつぜみ)はハルゼミを指す。

成虫の体長はオス28-32mm、メス23-25mmで、ヒグラシを小さく、黒くしたようなセミである。オスの方が腹部が長い分メスより大きい。は透明だが、体はほぼ全身が黒色-黒褐色をしている。

日本列島では本州四国九州、日本以外では中国にも分布する。

ある程度の規模があるマツ林に生息するが、マツ林の外に出ることは少なく、生息域は局所的である。市街地にはまず出現しないが、周囲の山林で見られる場合がある。

セミの多くはに成虫が現れるが、ハルゼミは和名のとおり4月から6月にかけて発生する。オスの鳴き声は他のセミに比べるとゆっくりしている。人によって表現は異なり「ジーッ・ジーッ…」「ゲーキョ・ゲーキョ…」「ムゼー・ムゼー…」などと聞きなしされる。鳴き声はわりと大きいが生息域の近くでないと聞くことができない。また、黒い小型のセミなので発見も難しい。

日本ではマツクイムシによるマツ林の減少、さらにマツクイムシ防除の農薬散布も追い討ちをかけ、ハルゼミの生息地は各地で減少している。各自治体レベルでの絶滅危惧種指定が多い。

目次

[編集] 近縁種

[編集] ハルゼミ属 Terpnosia

エゾハルゼミ Terpnosia nigricosta (Motschulsky, 1866)
大きさはハルゼミとほぼ同じだが体色は黄褐色が強く、ハルゼミよりむしろヒグラシに似る。和名に「エゾ」とあるが、北海道だけでなく本州・四国・九州にも分布する。ただし西日本では標高の高い山地にしか生息しない。ハルゼミとちがいブナ林などの落葉広葉樹林に生息する。成虫は6月から7月に発生し、オスの鳴き声は「ミョーキン・ミョーキンケケケ…」と聞こえる。

[編集] ヒメハルゼミ属 Euterpnosia

ヒメハルゼミ Euterpnosia chibensis chibensis Matsumura, 1917
オキナワヒメハルゼミ Euterpnosia chibensis okinawana Ishihara, 1968
ダイトウヒメハルゼミ Euterpnosia chibensis daitoensis Matsumura, 1917
イワサキヒメハルゼミ Euterpnosia iwasakii (Matsumura, 1913)

[編集] 関連項目

[編集] 参考文献

[編集] 外部リンク