デストロイヤー・カービン

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Carabina Destroyer Mod.1921
Spanish Destroyer Carbine 1772.jpg
種類 ボルトアクション式小銃
原開発国 スペインの旗 スペイン
運用史
配備期間 1935年 - 1969年
配備先 スペイン警察、グアルディア・シビルなど
関連戦争・紛争 スペイン内戦
諸元
重量 2,790 g
全長 1,000 mm
銃身 544 mm

弾丸 9x23mmラルゴ弾英語版
装填方式 着脱式6発箱型弾倉

デストロイヤー・カービンCarabina Destroyer)は、スペインで開発された9x23mmラルゴ弾英語版を使用する小口径ボルトアクション式小銃である。1930年代半ば、エル・ティグレ・ライフル英語版を更新するべくスペインの警察および刑務所、グアルディア・シビルなどの法執行機関で採用され、1960年代後半まで使用されていた。当初はエイバルにあったガスタニャーガ社(Gaztañaga y Compañía)が製造を担当し、第二次世界大戦後には改良を加えたものを同地のアイラ・ドリア社(Ayra Duria S.A)が製造した。

概要[編集]

スペインの警察組織では1890年代より拳銃弾を使う軽量なカービン銃を採用してきた。この伝統に沿って採用されたデストロイヤー・カービンは、おおむねスケールダウンされたM1893モーゼル小銃と見なされ、2点式の安全装置などの特徴も多くのモーゼル式小銃と同一である。使用するラルゴ弾は標準的な警察向け官給拳銃弾だが、比較的長い銃身を備えている為に拳銃よりも銃口初速や精度、有効射程などの点が優れていた。

採用はされなかったものの、.38ACP弾英語版9x19mmパラベラム弾を使用するモデルも試作された。

外部リンク[編集]