チーター (CHEATER)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チーター (CHEATER)
八神純子シングル
初出アルバム『COMMUNICATION
B面 ジョハナスバーグ
リリース
ジャンル シティ・ポップ
ロック
レーベル アルファ・ムーン
(MOON-717)
チャート最高順位
八神純子 シングル 年表
黄昏のBAY CITY
1983年
チーター (CHEATER)
(1985年)
COMMUNICATION (Extended Club Mix)
(1985年)
テンプレートを表示

チーター (CHEATER)」は、1985年1月5日にリリースされた八神純子の19枚目のシングルメジャー・デビュー以来長年在籍したディスコメイトレコードの事業終了により、アルファ・ムーンへ移籍して初のシングルとなった。

概要[編集]

アルバム『COMMUNICATION』からの先行シングル。表題曲のタイトル「チーター」は、英語のスラングで ″浮気者″ を表す[2]。この曲はTBS金曜ドラマ許せない結婚[3][注 1]の挿入歌に使用された。

B面の「ジョハナスバーグ (Jhonasburg)」は、人種差別の愚かさを歌った楽曲[4]南アフリカ共和国首都ヨハネスブルグ英語読みであり、当時のアパルトヘイトを題材としている。八神は、サビのバッキングボーカル(コーラス)はそれまで絶対に歌えなかったタイプのリズムだが、この曲を歌ったことで自分には無かったリズムが備わったと話している[2]

3枚目のシングル「思い出は美しすぎて」以降、シングルはオリコンチャートにランクインし続けていたが、本作を最後に一旦途切れることとなる。再びランクインしたシングルは2012年に発売された「さくら証書[5]である。

収録曲[編集]

  1. チーター (CHEATER)[3分40秒]
    作詞・作曲:八神純子/編曲:矢島賢
  2. ジョハナスバーグ (Jhonasburg)[5分11秒]
    作詞・作曲:八神純子/編曲:大村雅朗

リリース日一覧[編集]

地域 リリース日 レーベル 規格 カタログ番号 備考
日本 1985年1月5日 アルファ・ムーン シングル盤 MOON-717 STEREO

タイアップ[編集]

曲順 曲名 タイアップ 備考
A1 チーター (CHEATER) TBS金曜ドラマ許せない結婚」挿入歌

関連項目[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ レコードジャケットには「許されない結婚」と誤って表記されている。

出典[編集]

  1. ^ オリコン 2006, p. 557
  2. ^ a b 八神 2012
  3. ^ 許せない結婚”. テレビドラマデータベース. 2019年7月17日閲覧。
  4. ^ 2012年に発売された『COMMUNICATION』(再発盤)のライナーノーツより。
  5. ^ さくら証書”. ORICON NEWS. oricon ME. 2019年7月17日閲覧。

参考資料[編集]

  • オリコン『SINGLE CHART-BOOK COMPLETE EDITION 1968-2005』オリコン・マーケティング・プロモーション、2006年4月。ISBN 9784871310765 
  • 八神純子『COMMUNICATION』(ライナーノーツ)MOON RECORDS、2012年8月8日。WPCL-11124。 

外部リンク[編集]