ジークフリート・クラカウアー

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ジークフリート・クラカウアー

ジークフリート・クラカウアーSiegfried Kracauer 1889年2月8日-1966年11月26日)は、ドイツジャーナリスト社会学者、映画学者。 ヴァイマル共和国時代のドイツで、約10年間「フランクフルター・ツァイトゥング」紙の学芸欄編集員として活躍した。このころから、映画や社会学に関する著作を発表する。大衆文化、特に映画を分析することで、当時のドイツの社会的心理や社会的イデオロギーを読み解こうとした。主著『カリガリからヒトラーへ』(From Caligari to Hitler)は、映画社会学の嚆矢である。ベンヤミンエルンスト・ブロッホアドルノホルクハイマーとの交流もあり、ヴァイマル期に活躍した重要な知識人のひとりとして数えられる。

邦訳著書[編集]

  • 『カリガリからヒットラーまで』(平井正訳、せりか書房、1975年)
  • 『サラリーマン―ワイマル共和国の黄昏』(法政大学出版局、1979年)
  • 『ギンスター―クラカウアーの自伝的小説』(平井正、斉藤松三郎訳、せりか書房、1985年)
  • 『カリガリからヒトラーへ―ドイツ映画1918-33における集団心理の構造分析』(みすず書房、1995年)
  • 『天国と地獄―ジャック・オッフェンバックと同時代のパリ』(平井正訳、筑摩書房、1995年)
  • 『大衆の装飾』(法政大学出版局、1996年)
  • 『探偵小説の哲学』(法政大学出版局、2005年)