ジャンガリアンハムスター
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| ?ジャンガリアンハムスター | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Phodopus sungorus (Pallas,1773) |
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| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| ヒメキヌゲネズミ | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Djungarian Hamster Striped Hairy-footed Hamster |
ジャンガリアンハムスター (Djungarian Hamster) は、ヒメキヌゲネズミ属に属するネズミの一種である。和名はヒメキヌゲネズミ。
小型のハムスターであるため、ドワーフハムスターと呼ばれる。原産地は、カザフスタン共和国、シベリアから中国北部。日本では、大きさや独特の愛らしい仕草から人気が高く、ドワーフハムスターの中では、最も多くペットとして飼育されている。ジュングリアンハムスター等と表記される場合もある。
中国のジュンガル盆地(ジャンガリア)に生息することが名前の由来だが、実際はシベリアに多く分布しており海外ではシベリアンハムスターと呼ぶのが妥当であるとする学者もいる。また、冬になると体毛が白く変化する個体があることから、欧米ではウィンターホワイトハムスター (Winter White Hamster) またはウインターホワイトロシアンハムスター (Winter White Russian Hamster) と呼ばれる事もある。
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[編集] 特徴
体長は約7cm~13cmで体重は約30~40g。子供は一度の出産で5~10匹産む。メスより、オスの方が若干大きい。臭腺はお腹にあり、足の裏に毛が生えている。雑食性で、植物・動物・昆虫などを捕食する。
ジャンガリアンハムスターは色の種類もある。ノーマルは茶褐色の体毛を持ち、背面正中線上に一本の黒い帯がある。また、冬になると、毛の色が白色に変化する。パールホワイトは、体毛が全体的に白く、ノーマルと同じく黒い線が背中にある。また、パールホワイトの中で黒い体毛を全く持たない種類をスノーホワイトという。ブルーサファイアは青みのある、グレー色の体毛をしている。プディングはベージュ色をした、体毛を持つ。
なお、ヒメキヌゲネズミ科を一緒くたにして「ハムスター」と言われるが、当然ながらゴールデンハムスターやキャンベルハムスターとジャンガリアンハムスターはサルとヒトのように全くの別種である。特にゴールデンハムスターとは生息域もサイズも全く異なるため、習性も違うところが多々あり、当然繁殖もできない。
[編集] 習性・しぐさ
ジャンガリアンハムスターは目が悪く、基本的に環境を鼻と耳で認識する。鼻をひくつかせているときは周囲の臭いをかいでおり、一点を集中して見ているときは対象を見ているのではなく、耳で周囲の状況を探っている。臭腺の臭いを周りに散布することでなわばりを主張するとされており、特に自身の臭いに非常に敏感である。毛づくろいと共に唾液の臭いを体につけることで安心するため、安堵しているときや逆に恐怖を感じたときなど、頻繁に毛づくろいを行う。
夜行性で、暗い所を好む。野生では一日に3km以上の距離を走るため、飼育下では運動するための回し車などが必要である。ほお袋に食物をためる習性を持つが、飼育下では特に餌を争う相手がいない場合、ほお袋を全く使わない個体も多い。
[編集] 飼育
ジャンガリアンハムスターはペットとして世界中で飼われている。仕草がかわいらしく、多産で、ある程度の環境適応力があるため、ペットとして適している。性格はおとなしく、人間にもなれやすいものが多い。他のハムスターに比べて性格の個体差が激しく、それゆえ個性も多彩である。それがまた、人気の秘密である。
ゴールデンハムスターとは違い、相性がよければ複数飼いが可能であるが、あくまで「出来る可能性がある」なので単独飼育が無難である。特に性格が合わない個体同士だと、頻繁な喧嘩が起こり、時には相手を殺傷・捕食してしまうこともあるので注意が必要。
[編集] 餌
餌はペットショップで広く手に入るハムスターフードを主食に、時に野菜などを与えるのがいいとされる。 水は切らしてはいけない。チョコレートなどの菓子、生の豆、ネギ類、香辛料は毒なので絶対に与えてはいけない。最も栄養価のバランスがいいのは実験小動物用の固形飼料であり、おやつはなくともこれと水だけで十二分に飼育は可能。最近では取り扱っているペットショップも増えてきている。
ヒマワリの種が主食と勘違いされるが、毒ではないものの栄養価のバランスが悪いため、主食にすると肥満や病気の原因になる。ミルワームなどの昆虫も非常に好むが、これも同様に栄養バランスが芳しくない。これらはあくまでおやつとして与えるとよい。
[編集] 繁殖
ゴールデンハムスターほど多産ではないものの、7匹前後の子どもを産むため、計画もなくオスメスを同居させると、ネズミ算式に増えて大変なことになる。これを防ぐため、複数飼いをする場合は繁殖させる気がないなら同姓同士で飼うことが求められる。当然ながらゴールデンハムスターとの繁殖はできないが、個体のサイズが近いキャンベルとの雑種は生まれてしまうことがあり、遺伝的に問題がある子供が生まれることが非常に多く、母体にも負担がかかるので避けるべきである。
繁殖は生後一か月半ごろから可能となるが、安全性を考慮するなら三か月程度の齢の個体を交配させるべきである。妊娠後はメスは気性が荒くなりオスをいじめることが多く、出産後のオスは育児にかかわらないのが普通なので、別居させるのが無難である。出産後、メスにストレスがかかると育児をあきらめたり、子どもを捕食してしまうことも多いので注意が必要。また、乳首の数が足りていない場合、それ以上の数の子供は不可抗力で死んでしまうことが多い。何らかのトラブルがあった際、ある程度毛が生えるまでに育っていれば人工保育することも可能だが、生後1日目から人間が保育することは不可能に近い。
[編集] 毛色と毛柄
※これらは基本的にペット業界での通称であり、多くは学術的には認められたものではない
[編集] 毛色
- 野生色(アグーチ・ノーマル)
- 突然変異遺伝子をもっていない場合、または劣勢の突然変遺伝子を隠し持っている場合には野生色となる。
- いわゆる、ノーマルと呼ばれている個体。背中のストライプは黒色ではっきりとしている。背中側の色は濃い茶褐色をしている。お腹側はやや色が薄くなっている。
- サファイア
- 劣性の突然変異遺伝子dがd/dとなった場合の毛色である。ノーマルに比べて背中のストライプ、全体の色が共に薄目の色になる。
- いわゆる、ブルーサファイアと呼ばれている個体。
- またクリーミーサファイアなる毛色も稀に確認されており、その毛色はサファイアを更に薄くし、クリーム色を混ぜたようなものである。
- 葡萄目を持つ個体が確認されていたりと、遺伝子的にもまだ謎が多い毛色である。
- プディング
- 体毛が全体的に明るい薄茶色(ベージュ色)となり、背中のストライプもノーマルに比べると薄い色となる。また、プディングの色を発生する遺伝子は、肥満遺伝子としても知られており、一般的に肥満になりやすいといわれている。
- いわゆるプディングと呼ばれている個体。イエロージャンガリアンと呼ばれている事もある。
ペットショップでブラックジャンガリアンと称して販売されている個体があるが、これはジャンガリアンではなく、キャンベルハムスターのブラックであり、店側は知識不足、もしくは故意に名称を変更し販売しているものなので、注意が必要である。ジャンガリアンにブラックという毛色はない。
[編集] 毛柄
- パール
- 優勢の突然変遺伝子により体毛が根本より白く変化する毛柄である。野生色(ノーマル)のものは毛先に黒い色が残っており(毛先に残るのをチップという)、背中のストライプも黒がはっきりと見受けられる。
- サファイア遺伝子を持っている場合は野生色のものに比べてチップの色が薄くなり、全体的に白い個体となる。プディングの遺伝子を持っている場合はチップの色がプディングの毛色になり、野生色やサファイアの個体と区別できる。
- 全身が白い個体はスノーホワイトという名称でペットショップで売られている事もある。ただし、キャンベルハムスターの白い個体もスノーホワイトと名称で売られている事があるので、注意が必要。
- インペリアル
- お腹の白い部分がノーマルに比べて広い下柄である。体毛も全体的にノーマルに比べて薄い目になる事が多い。ペットショップではノーマルと区別されて売られている事はないようである。
- パイド
- 白い斑点模様が現れる毛柄である。ただし、ペットショップでは、キャンベルハムスターのパイドをパイドジャンガリアンとして売られている事が多いので注意が必要である。また、白地に黒い斑点のパンダと呼ばれるものも、ジャンガリアンではなく、キャンベルハムスターのパイドである。

