ロボロフスキーハムスター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ロボロフスキーハムスター
Roborovski hamster.jpg
ロボロフスキーハムスター
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ネズミ目(齧歯目) Rodentia
上科 : ネズミ上科 Myomorpha
: キヌゲネズミ科 Cricetidae
亜科 : キヌゲネズミ亜科 Cricetinae
: ヒメキヌゲネズミ属 Phodopus
: ロボロフスキーヒメキヌゲネズミ
P. roborovskii
学名
Phodopus roborovskii
(Satunin,1903)
和名
ロボロフスキーキヌゲネズミ
英名
Roborovskii Dwarf hamster

ロボロフスキーハムスターは、ヒメキヌゲネズミ属に属するハムスターの一種である。和名はロボロフスキーキヌゲネズミペットとして飼われているドワーフハムスターとしては最も小型で、約二頭身の体型である。原産地はカザフスタン共和国モンゴルロシア連邦トゥヴァ共和国など。

特徴[編集]

体長は約7cm~10cm、体重は約15~30gで、世界最小のハムスター。性格は臆病で、人間になつきにくい。観賞用ハムスターとして知られている。個体によっては、まれになつくものもいる。寿命は2年から3年。

相性の良し悪しはあるものの、ドワーフハムスターの中では最も複数飼いに適している。相性が悪い場合は一匹毎に飼育する。走りながら(または走ってから)の排尿を好む習性があるため、トイレの躾は出来ない個体が多い。体は小さいが運動量のとても多いハムスターであるため、飼育の際は十分な広さを確保すると良い。

「水分をあまり必要としない」との表記が度々見られるが、他のハムスターと同じ扱いで良い。水分の多い果物・野菜なども食べる。

体が小さく、動きがすばやい(じっとしない性格)から、受診可能な動物病院が少ない。

種類[編集]

ノーマルカラー
目の上に白いまゆげのようなものがあるのが特徴。
ホワイトフェイス
茶色の被毛に、顔全体が真っ白なのが特徴。加齢により、被毛に色の変化がある。
イザベラホワイトフェイス
薄オレンジ色の被毛。加齢により、被毛に色の変化がない。
ハスキーホワイト
表面は、薄いベージュの被毛。アンダーコートは、濃いグレー。
スーパーホワイト
全身が白い固体。頭と背中に茶色や、グレーの差し毛がある。パールホワイトやスノーホワイトだとジャンガリアンと間違えられるので、スーパーホワイトという名前にされた。
ピュアホワイト
真っ白で差し毛が全くない。
パイド
顔や背中の模様がまだらになっているのが特徴。
ヘッドスポット
頭に、輪郭のはっきりした、細い線で、茶色い差し毛がある。スーパーホワイトの頭の、茶色やグレー差し毛の輪郭は、はっきりしていない。また、面積も大きい。
シナモン
赤目。アルビノ個体。

歴史[編集]

  • 他のハムスターが、実験動物として人間に飼育されていたものがペット化されたものであるのに対して、最初からペットとして飼われるようになったハムスターである。
  • かつてはネズミの一種としては非常に繁殖しにくい種としても知られていた。雄雌のつがいで飼っても一年以上出産しないことがあり、研究用として飼育されなかったのはこのためである。近年は1匹の雄を複数の雌と交配させる養殖法が確立し、ペットショップで多く見かけるようになり、一般家庭でも容易に繁殖する個体が増えている。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]