ジェフ・ベック・グループ (アルバム)
『ジェフ・ベック・グループ』 | ||||
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ジェフ・ベック の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1971年12月 | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | エピック・レコード | |||
プロデュース | スティーヴ・クロッパー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ジェフ・ベック アルバム 年表 | ||||
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『ジェフ・ベック・グループ』(Jeff Beck Group)は、1972年にリリースされたジェフ・ベック・グループのアルバム。そのジャケットデザインから、通称『オレンジ・アルバム』と呼ばれる。
前作『ラフ・アンド・レディ』収録後半年でバンドは本作のレコーディングに入る。前作でプロデューサーが不在だったことによる負担を感じていたベックは、本作でブッカー・T&ザ・MG'sのギタリストであるスティーヴ・クロッパーにプロデュースを依頼する。この人選はブラック・ミュージックに対する憧憬がより明確に現れた物であった。レコーディングはメンフィスのTMIスタジオで行われたが、このレコーディング期間中にコージーが階段で足を踏み外し指を骨折するというアクシデントに遭遇、レコーディング及びツアーが延期されることになった。
前述のようなアクシデントがあったがレコーディングは2月には終了、アルバムタイトルも『ジェフ・ベック・グループ』とバンド名がそのまま名付けられた。本作リリース後、バンドはツアーを開始するが、そのパフォーマンスに次第に不満を感じるようになったジェフは、再びティム・ボガート、カーマイン・アピスとの接触を図る。カクタスでの活動に限界を感じていたティムとカーマインはジェフの誘いを受け、ジェフはコージー、クライヴ、ボブを解雇、1972年8月1日のピッツバーグでのコンサートはジェフ、マックスにティム、カーマイン、そしてヴォーカリストとしてキム・ミルフォードといったラインアップで行われた。キムはその力量不足からすぐに解雇され、ボブ・テンチが呼び戻されるが、ボブとマックスは結局脱退し、ジェフ、ティム、カーマインの3人が残り、ベック・ボガート・アンド・アピスとして活動していくこととなる。
本作も前作同様4チャンネル・ステレオ盤が存在し、全曲のミックスが異なっている。数曲でギターのテイクが異なる曲も存在している。
曲目[編集]
Side 1[編集]
- アイスクリーム・ケーキ - Ice Cream Cakes (Beck) 5:40
- グラッド・オール・オーヴァー - Glad All Over (Bennett, Schroeder, Tepper) 2:58
- 今宵はきみと - Tonight I'll Be Staying Here With You (Dylan) 4:59
- シュガー・ケイン - Sugar Cane (Beck, Cropper) 4:07
- 帰らぬ愛 - I Can't Give Back the Love I Feel for You (Ashford, Holland, Simpson) 2:42
Side 2[編集]
- ゴーイング・ダウン - Going Down (Nix) 6:51
- アイ・ガット・トゥ・ハヴ・ア・ソング - I Got to Have a Song (Hardaway, Hunter, Riser, Wonder) 3:26
- ハイウェイズ - Highways (Beck) 4:41
- デフニットリー・メイビー - Definitely Maybe (Beck) 5:02
パーソナル[編集]
- ジェフ・ベック: ギター、ベース
- マックス・ミドルトン: ピアノ、キーボード
- コージー・パウエル: ドラムス
- クライヴ・チャーマン: ベース
- ボブ・テンチ: ヴォーカル、ギター
- スティーヴ・クロッパー: プロデューサー