カクタス

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Cactus
カクタス、1970年 (左から順に:ティム・ボガート, ラスティ・デイ, ジム・マッカーティー, カーマイン・アピス)}
基本情報
出身地 ニューヨーク州ロングアイランド(オリジナル); フロリダ州ロングウッド(1975-1979); ニューヨーク州ロングアイランド(現在);
ジャンル ハードロック, ブルースロック, ヘヴィメタル, ブギーロック
活動期間 1969-1972, 2005-現在
レーベル アトコ, アトランティック
共同作業者 ヴァニラ・ファッジ, ミッチ・ライダー, デトロイト・ホィールズ, ザ・バンド・デトロイト, テッド・ニュージェント, アンボイ・デュークス, ウィックド・レスター, リーフ・ハウンド, ジェフ・ベック, ベック・ボガート & アピス, スティーヴ・ゲインズ, レーナード・スキナード, ロシントン・コリンズ, 38スペシャル
メンバー
カーマイン・アピス
ジム・マッカーティー
ジミー・クーン
ランディ・プラット
ピート・ブレミー
旧メンバー
ラスティ・デイ
ティム・ボガート
ロン・リージャック
ピーター・フレンチ
ワーナー・フリッツシング
デュアン・ヒッチングス
マイク・ピネーラ
ローランド・ロビンソン
ジェリー・ノリス
ボビー・カルドウェル
チャーリー・ソウザ
スティーヴ・ダンスビー
ジョン・サウター
ゲイリー・モファット
エリオット・ディーン・ルービンソン

カクタス (Cactus) は、アメリカ合衆国ロックバンド。1969年結成。

経歴[編集]

1969年、ヴァニラ・ファッジのメンバーであったティム・ボガートカーマイン・アピスジェフ・ベックから新バンド結成の誘いを受けており、彼らも乗り気だったものの、11月2日にベックが自動車事故を起こし3か月の重傷を負ってしまい新バンドの構想は頓挫してしまう。

1970年初め、ボガートとアピスは仕方なく知り合いだったジム・マッカーティー(元ミッチ・ライダー・アンド・デトロイト・ホイールズバディ・マイルス・エクスプレス)を誘い、マッカーティーの推薦でラスティ・デイ(元アンボイ・デュークス)が加わりカクタスとして活動を始めることとなった。バンド名は通りがかりのドライブインシアターの名前から取ったが、もともとは「サボテン」という意味であり、全てのオリジナル・アルバムのジャケットにはサボテンが描かれている。

ボガート、アピス、マッカーティー、デイの4人編成で『カクタス』『ワン・ウェイ... オア・アナザー』『リストリクションズ』と3枚のアルバムをリリース後、バンド内のトラブルで71年末にマッカーティーが脱退、その後間もなくデイが解雇された。その後元アトミック・ルースターのピーター・フレンチをヴォーカルに擁し、ワーナー・フリッツシングのギター、デュアン・ヒッチングスのキーボードも加えた編成で『汗と熱気』をリリースするが、ジェフ・ベックとの新バンド(ベック・ボガート & アピス)が実現する事になったボガートとアピスは迷わず脱退した。

2012年のメンバーはジム・マッカーティー、カーマイン・アピス、ジミー・クーン、ピート・ブレミー、ランディ・プラットの5人である。

ベック・ボガート & アピス[編集]

1972年のカクタス解散後に、ボガートとアピスはベックと共にベック・ボガート & アピスを結成した。スタジオアルバム1枚およびライブアルバム1枚を発表した後、バンドは解散した。リリース予定のセカンドアルバムは現在まで未発表であり、バンドの最後のステージ(1974年1月26日、ロンドン、レインボーシアター)も共に未発表である。

ザ・バンド・デトロイト[編集]

デトロイトのロック・シーンで有名になり、ラスティ・デイはデトロイトの最も伝説的なバンドの1つであるザ・バンド・デトロイトの再生に力を尽くした。ザ・バンド・デトロイトはデトロイト・ホイールズの分派として結成され、メンバーはスティーヴ・ゲインズ、テッド「T-メル」・スミス、ナサニエル・ピーターソン、テリー・エメリー、ビル・ホジソン、その他から成った。当初のラインナップはすぐに問題のため活動を停止し、直ちにメンバーを変えて活動する。ラスティ・デイ、スティーヴ・ゲインズとその他のメンバーで1973年に録音された「ザ・バンド・デトロイト - ザ・ドリフトウッド・テープス」が存在する。

その後[編集]

デュアン・ヒッチングスが中心となった新たなカクタスはアルバム『サン・オブ・カクタス』をリリースしたが、これにはオリジナル・メンバーは参加しなかった。元ブルース・イメージおよびアイアン・バタフライマイク・ピネーラがギター、ベースがローランド・ロビンソン、ドラムスはジェリー・ノリスが担当した。バンドは1973年中頃に中西部および東海岸でツアーを行い、これにはキャプテン・ビヨンドのドラマー、ボビー・カルドウェルと元グレッグ・オールマンのベーシスト、チャーリー・ソウザが参加した。新カクタスは長続きせず、間もなく解散した。

1976年にラスティ・デイはフロリダ州ロングウッドに移り住み、新たなカクタスを結成した。このカクタスには、スティーヴ「カホウテック」・ダンスビージョン「ソイビーン・スリム」・サウター(後にテッド・ニュージェントの『ウィークエンド・ウォリアーズ』に参加)、ゲイリー「マッドマン」・モファット(現在は38スペシャル)が参加した。このメンバーでの構成が一番長続きし、1970年を通して活動、1979年に解散した。このメンバーでいくつかのデモが録音されたとされるが、公式には発表されていない。ライヴ録音はネット上で閲覧することができる。

オリジナル・メンバーの一人であるラスティ・デイは、音楽活動が低迷してから麻薬の売買にかかわっていたらしく、1982年6月3日にフロリダ州ロングウッドの自宅で麻薬売人のギャングによって射殺された。事件は現在も未解決である。

長い活動中断の後、2006年6月にニューヨークで再結成、「The Radiochick Show」に出演したが、これは1972年にタイムズスクエアの B.B. King's Blues Club で行ったライヴ以来のニューヨークでのステージとなった。これは6月9日にスウェーデンで行われたスウェーデン・ロックフェスティバルのウォームアップとなった。新カクタスはオリジナルメンバーのアピス、ボガート、マッカーティーに加えて元サヴォイ・ブラウンのジミー・クーンがヴォーカルとして加入した。ランディ・プラットもニューヨークとスウェーデンのステージでハーモニカで加わっている。バンドはまたアルバム『V』を発表している。2008年、マッカーティーが再びバンドを脱退し、ワーナー・フリッツシングが代わって加入した。ティム・ボガートはツアーを引退し、代わってエリオット・ディーン・ルービンソンが加わった。2011年にマッカーティーが戻り、ピート・ブレミーもベーシストとして加わった。ブレミーはヴァニラ・ファッジでもボガートに代わってベースを引き継ぎ、両バンドでプレイした唯一の非オリジナルメンバーであった。

カクタスはエアロスミスヴァン・ヘイレン38スペシャルアンヴィルブラック・クロウズモントローズレーナード・スキナードザ・ブラック・キーズといったバンドに影響を与えたとされる。

ディスコグラフィ[編集]

スタジオアルバム[編集]

コンピレーションアルバム[編集]

参照[編集]

外部リンク[編集]

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