コメルシー

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Commercy
Blason Commercy 55.svg
Château Stanislas Commercy.jpg
行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) ロレーヌ地域圏Blason Lorraine.svg
(département) ムーズ県Blason département fr Meuse.svg
(arrondissement) コメルシー郡
小郡 (canton) 小郡庁所在地
INSEEコード 55122
郵便番号 55200
市長任期 ベルナール・ミュレル
2008年 - 2014年
自治体間連合 (fr) fr:Communauté de communes du Pays de Commercy
人口動態
人口 6,771人
2007年
人口密度 191人/km²
住民の呼称 Commerciens
地理
座標 北緯48度45分43秒 東経5度35分34秒 / 北緯48.7618598937988度 東経5.5926399230957度 / 48.7618598937988; 5.5926399230957座標: 北緯48度45分43秒 東経5度35分34秒 / 北緯48.7618598937988度 東経5.5926399230957度 / 48.7618598937988; 5.5926399230957
標高 平均:m
最低:227 m
最高:280 m
面積 35.37km² (3 537ha)
Commercyの位置(フランス内)
Commercy
Commercy
公式サイト Site officiel - Mairie de Commercy
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コメルシーCommercy)は、フランスロレーヌ地域圏ムーズ県コミューン

地理[編集]

ムーズ川谷にあり、西のバル=ル=デュック、東のナンシーの中間地点にある。

歴史[編集]

18世紀に描かれたコメルシー城

コメルシーの地には旧石器時代から人が定住していたが、9世紀以前に都市があったことを証明する証拠はない。フランク王ルイ敬虔王は830年頃コメルシーを通過している。都市はCommarchia(国境を示して『行進する』という意味)、中世にはCommerciumと呼ばれていた。

コメルシー領主は、神聖ローマ皇帝メス司教、シャンパーニュ伯両方の家臣であった。ザールブリュッケン伯の娘をコメルシー領主シモンが娶ると、1247年にコメルシーはザールブリュッケン伯に組み込まれた。1324年、ザールブリュッケン伯ヨハン1世が町に憲章を授けた。1341年にヨハンが死ぬと、コメルシーを相続したのは息子のヨハン2世だった。次にザールブリュッケンを相続したのは弟ヨハン4世だった。彼は権利を行使してダンジョンを建設した。1345年にはコメルシーにバ城を建設した。バ城はザールブリュッケン伯の居城として1444年まで所有され、その後売りに出された。1544年、神聖ローマ皇帝カール5世はフランスへ進出しようと、長い攻防戦の末にヴェルダンとコメルシーの占領を試みた。

1650年、レ枢機卿ジャン=フランソワ・ド・ゴンディが城主となって1662年から移り住んだ。1665年、レ枢機卿は負債となっていた城と宗主権をリールボンヌ公爵フランソワ・マリー・ド・ロレーヌとその妻アンヌ・ド・ロレーヌへ売却した。フランスのロレーヌ侵攻後の1697年、リールボンヌ公爵夫人はコメルシーを含む権利を息子のシャルル・フランソワへ寄贈し、継承順で1702年にはロレーヌ公レオポールが継承した。レオポールはコメルシー領主権をシャルル・アンリ・ド・ロレーヌ=ヴォーデモン(ロレーヌ公シャルル4世の庶子)へ授けた。彼は元からあった中世の城跡の上に、壮大なバロック建築のコメルシー城を建設した。

1722年、レオポール公は交換でバ城の城主権を手に入れた。しかし世継ぎが早世していたシャルル・アンリが1723年に死去したため、再びコメルシーは近親の相続者であるロレーヌ公が相続することになった。ロレーヌ公フランソワ3世(のちの神聖ローマ皇帝フランツ1世)がフランスに降伏した後、フランソワの母エリザベート・シャルロット・ドルレアンはコメルシーを公領として受け取り、コメルシー城を住居と定め半ば亡命状態で暮らした。1744年にエリザベートが死ぬと、ルイ15世の義父のスタニスワフ・レシチニスキが既にロレーヌ公・バール公となっており、彼は領有したコメルシーを美化し、贅沢な庭園を創り上げた。

経済[編集]

1963年より第8砲兵連隊が駐屯しているため、経済効果が大きい。その他は製鋼、金属加工が行われる。コメルシー名物としてマドレーヌ菓子がある。

姉妹都市[編集]

参考文献[編集]

この参考文献は、フランス語版作成の際に参考とされたものであり、日本語版作成時には参考にしておりません。

  • Albert Bertrand, Commercy d'hier à aujourd'hui, Office central de la coopération à l'école, Bar-le-Duc, 1981, 75 p.
  • Michel Brunner, Commercy, L'Est républicain, Jarville-la-Malgrange, 1988, 30 p. 2-86955-055-3
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  • Jacques Guillaume et Francis Roussel, Commercy, Meuse, Ministère de la culture, Inventaire général des monuments et des richesses artistiques de la France, Région de Lorraine, Office central de la coopération à l'Ecole de la Meuse, Nancy ; Centre culturel des Prémontrés, Pont-à-Mousson, 1986, 63 p . 2-9501474-0-2
  • Jocelyn Leclerc, La principauté de Commercy au temps d'Elisabeth-Charlotte d'Orléans, 1737-1744, C. Lacour, Nîmes, 2005, 163 p. 2-7504-0808-3
  • Nicolas Macquin, Le damoiseau de Commercy, C. Lacour, Nîmes, 2004, 15 p. 2-7504-0606-4 (sous-titre Histoire curieuse et intéressante du XV siècle, fac simile de l'édition de Nancy, 1857)
  • Philippe Martin et Noëlle Cazin (dir.), Commercy : du château à la ville, Éd. Serpenoise, Metz, 2008, 288 p. 978-2-87692-766-7
  • Roger Médard (abbé), La paroisse de Commercy et l'église Saint-Pantaléon, Inventaire général de Lorraine, Nancy, 1986, 99 p.
  • Philippe Pagnotta, Autour d'une collection d'ivoires : catalogue des œuvres du Musée de Commercy et des Musées de la Meuse, Association des Amis des Musées de la Meuse, Commercy, 2002, 167 p. 2-9518432-0-8
  • Jean Picart, Chronique concernant le Prieuré de Breuil, C. Lacour, Nîmes, 2005, p. 48-81 2-7504-0931-4 (extrait des Mémoires de la Société des lettres, sciences et arts, fac simile extrait de l'édition de Bar-le-Duc, Société des lettres, sciences et arts, 1871)
  • Jean-Paul Streiff, Espaces, réseaux et sociétés urbaines de l'Ancien Régime à la Restauration : Bar-le-Duc - Commercy (1750-1815), Université de Nancy 2, 2005, 2 vol. , 457 p. (thèse de doctorat d'histoire)