コペトダグ山脈

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コペトダグ山脈 (خرِبِت كُپِتدَگ)
Ahal.jpg
アハル平原から見たコペトダグ山脈
所在地 イランの旗 イラントルクメニスタンの旗 トルクメニスタン
位置
最高峰 ビナルード山 (3211m)
延長 650km
Kopet dag iran map.jpg
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コペトダグ山脈 (英語: Kopet Dag, ペルシア語: کپه‌داغコペトダーグトルクメン語: Köpetdag) は、トルクメン=ホラーサーンとしても知られ[1]トルクメニスタンイランの国境にある山脈である。国境に沿って650キロメートル (400 mi)ほどの長さがあり、東にカスピ海がある。山脈の最高峰は首都アシガバードの南西のトルクメニスタンにあり、標高は2,940メートル (9,646 ft)。イラン側の最高地点は3,191メートル (10,469 ft)。

山脈には、サパルムラト・ニヤゾフ前大統領により公式にオープンしたスキー場がある。コペトダグ山脈は積雪量が少ないにもかかわらず、ニヤゾフはここに主要なスキー場を建設することを決心した[2]

地形[編集]

コペトダグ山脈には、山麓の丘陵地帯、乾燥した砂の傾斜地、高原及び険しい峡谷といった地形が特徴の地域である。コペトダグ山脈では、地盤が変化しており、激しい地震が起こりやすい。マグニチュード7を超える地震も観測されている[3]

考古学[編集]

アシガバード近くのコペトダグ山麓の丘陵地帯には、ニサの古代パルティア都市の遺跡がある。

動植物[編集]

5月のコペトダグ山脈

この地域の森林地帯には、多くの果樹、灌木、ブドウなどが生息し、これには人間の使用に価値があり品種改良がなされるザクロ (Punica granatum)、野生のブドウ (Vitis sylvestris)、イチジク (Ficus carica)、野生のリンゴ (Malus turkmenorum)、野生のナシ (Pyrus boissieriana)、野生のサクランボ (Prunus spp., Cerasus microcarpa, C. erythrocarpa, C. blinovskii)、野生のスモモ (Prunus divaricata)、アーモンド (Amygdalus communis=Prunus dulcis, A. scoparia=Prunus scoparia)、サンザシ (Crataegus spp.)が含まれる。

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ ,خرِبِت كُپِتدَگ: Iran”. 2010年9月9日閲覧。.
  2. ^ Turkmen government announces new construction projects Universal Newswires, accessed on November 15, 2012.
  3. ^ Oct. 5, 1948 - More than 110,000 people were killed by 7.3 quake. Staff (11 January 2005) "World's worst natural disasters since 1900" CBS News