オリバー・サックス

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オリバー・サックス(2009年 ブルックリン・ブック・フェスティバルにて)

オリバー・サックス (Oliver Sacks、1933年7月9日 - )は神経学者。2007年7月よりコロンビア大学医科大学院教授。自身の扱った患者について記した一般啓蒙書を多く記している。彼自身は、これら著作について、19世紀の医学秘話(文芸的筆致の非公式な傷病録)的な性質のものであると考えている。彼が好んで挙げる例としてアレクサンドル・ルリヤの『偉大な記憶力の物語』がある。

概要[編集]

1993年にロンドンで生まれ、総合診療医の父と外科医の母に育てられる[1]。1958年にオックスフォード大学クイーンズ・カレッジで医学の学位を取得し、1962年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校で神経医学の研修医となる。1965年以来ニューヨークに居住している。アルバート・アインシュタイン医科大学の神経科臨床医学の教授であり、ニューヨーク大学医学部の非常勤の教授である。また、貧民救済修道女会の顧問神経学者でもある。ニューヨーク市内で開業している。

著作には彼の担当した患者について、その詳細までが記されており、特に患者の体験に主眼が置かれている。そのうち一例では、サックス自身の例を挙げている。多くの場合、患者は完治することはないが、その代わりに自身の状況に新たな手段で対応している。

彼の代表作『レナードの朝』(同名の映画の原著、映画は実話である原著に基づく創作)では、彼が1920年代生まれの嗜眠性障害の患者に新薬のL-ドーパを投与した経験について書かれている。これはイギリスで制作されたテレビ番組「ディスカバリー」の題材にもなっている。

他の著作では、彼はトゥレット障害パーキンソン病の様々な影響などについて記している。「妻を帽子とまちがえた男」は、視失認に陥った男性についての話であり(これは1986年マイケル・ナイマンによってオペラ化された)、「火星の人類学者」は、高機能自閉症と診断された学者テンプル・グランディンについて語っている。著書は日本語を含む21か国語に翻訳されている。

視覚障害者であり、片目が失明している。この為、幾何学模様の幻覚が見えると話す(オリバー・サックス 「幻覚が解き明かす人間のマインド」)。

週刊文春、6月27日号(2013年)、67頁によれば、2013年ルイス・トマス賞授賞式に、過去の受賞者として夫妻で出席した際、福岡伸一の隣席であった。

著書[編集]

テレビ番組[編集]

  • ETV特集 神経科医 オリバー・サックス (1) めざめ
    • 放送日:1993年11月24日、内容:『レナードの朝』について[1]
  • ETV特集 神経科医 オリバー・サックス (2) 出会い
    • 放送日:1993年11月25日、内容:『妻を帽子とまちがえた男』に登場した四人の患者について[2]

脚注[編集]

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  1. ^ 11月26日放送”. スーパープレゼンテーション. 日本放送協会. 2014年12月1日閲覧。

外部リンク[編集]

ウェブサイト
ビデオ