エールステ・ディヴィジ

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エールステ・ディヴィジ
加盟国 オランダの旗 オランダ
大陸連盟 UEFA
創立 1956
参加クラブ 20
リーグレベル 第2部
上位リーグ エールディヴィジ
下位リーグ トップクラッセ
国内大会 KNVBカップ
最新優勝クラブ ヴィレムII (2013-14)
2014-15

エールステ・ディヴィジEerste Divisie)は、オランダプロサッカーリーグのディヴィジョンのひとつで、最上位であるエールディヴィジの一つ下のディヴィジョンである。 Eersteとはオランダ語で1番(First)という意味であるが、実質2部である。

スポンサーであるベルギーのビール醸造会社のブランド名を冠してジュピラーリーグJupiler League)とも呼ぶ。 以前は職業別電話帳の会社がスポンサーで、ハウデン・ヒッズ・ディヴィジGouden Gids Divisie)と称していた。 なお、ベルギーのサッカーリーグにも同じスポンサーが付いており、こちらの呼び名もジュピラー・プロ・リーグである。

概要[編集]

エールステ・ディヴィジは18クラブで構成されており、2回総当りのホーム・アンド・アウェー方式で行われる。 優勝クラブは自動的に翌シーズンのエールディヴィジに昇格し、代わりにエールディヴィジの18位(最下位)クラブが自動的に降格してくる。その他のエールステ・ディヴィジ8クラブとエールディヴィジ16位・17位のクラブが入れ替え戦に進出して翌シーズンのエールディヴィジの枠を争う。(後述)

エールステ・ディヴィジからの降格・下部リーグであるフーフトクラッセからの昇格は原則として認められていなかった。これはエールディヴィジとエールステ・ディヴィジのみがプロリーグであり、これより下のリーグはアマチュアリーグであるためである。しかし、2010年-2011年シーズンから、アマチュアクラブにもプロリーグ挑戦の門戸を開放することを目指し、トップクラッセを設立。初回のシーズンはエールステの最下位(19位[1])・オスがトップクラッセに降格した(2010年10月放映「FIFAフットボール・ムンディアール」より)。

2012-2013シーズンの2クラブの財政破綻を受け、KNVBは2013年夏にリーグ改革に着手。トップクラッセからアヒレス'29、エールディヴィジのリザーブからヨング・アヤックス、ヨング・PSV,ヨング・トゥエンテを加えた20チームでのリーグ戦に変更、トップクラッセとの入れ替えも2015-2016シーズンから義務化する方針。[2]

リザーブチームの扱い[編集]

2013-14シーズンから試験的に2年間、リザーブリーグからアヤックス、PSV、トゥエンテの各リザーブチーム(ヨング)がエールステ・ディヴィジに参加している。リザーブチームはあくまで経験を積む場としての参加であり、昇格は争わないため、入れ替えプレーオフ参加資格もない。これまでのリザーブチームのルールとは違い、同じ週にエールディヴィジとエールステ・ディヴィジの両方で同じ選手がプレーする事はできない。出場資格があるのは23歳以下の契約選手と、23歳以上のフィールドプレイヤー3人+GK1人。エールディヴィジで15試合以上出場した選手は、以降はジュピラー・リーグの出場資格を失う。また、リザーブチームはこれまで同様にKNVB杯の出場資格も持たない。

入れ替え戦[編集]

エールディヴィジとの入れ替え[編集]

オランダ独特の方式を採用している。
入れ替え戦参加資格は以下のように決定する。

  1. エールディヴィジ 16位と17位
  2. エールステ・ディヴィジのピリオド・チャンピオン[3] 6クラブ
  3. ピリオド・チャンピオン以外でレギュラーシーズンの順位 上位2クラブ
  4. 上記項目で判断したが、ピリオド・チャンピオンが該当なしであった場合や、ピリオド・チャンピオンが既にシーズン順位1位で自動昇格を得ている場合など、参加資格に空きがあるときはレギュラーシーズンの順位が上位であるクラブ(上記3で資格を得たクラブに続く順位のクラブ)に資格を与える。
  5. 決定したエールステからの8クラブにはシーズン順位を元に1~8位の順位付けがなされ、入れ替え戦の際にその順位が使用される。


エールディヴィジの2クラブを合わせた全10クラブがエールディヴィジ2枠を賭けて、3ラウンドで争う。 第1ラウンドはホーム・アンド・アウェー方式による2試合。第2ラウンドと第3ラウンドもホーム・アンド・アウェー方式だが、1勝1敗、あるいは2分けに終わった場合、延長戦を行わず、第3戦を行って決着をつける。

  • 第1ラウンド
    • A - エールステの8位 vs エールステの5位
    • B - エールステの7位 vs エールステの6位
  • 第2ラウンド
    • C - Aの勝者 vs エールディヴィジの17位
    • D - エールステの4位 vs エールステの1位
    • E - エールステの3位 vs エールステの2位
    • F - Bの勝者 vs エールディヴィジの16位
  • 第3ラウンド
    • G - Cの勝者 vs Dの勝者
    • H - Eの勝者 vs Fの勝者

GとH、それぞれの勝者が来季エールディヴィジへ。

トップクラッセとの入れ替え[編集]

前述のとおり、オランダではプロとアマの棲み分けが完全になされた伝統から、2009年-2010年まではエールステ・ディヴィジとアマチュア1部(実質3部)のフーフトクラッセとの入れ替えは認められていなかったが、アマチュアクラブにも将来的なプロリーグ参入を目指せる環境づくりを提供することを念頭に、トップクラッセという新ディビジョンを発足。2009年-2010年はエールステディビジ最下位(19位)のオスが降格したのみだったが、2010年-2011年のシーズンからはエールステの最下位チームとトップクラッセの総合優勝チーム(土曜日組・日曜日組の予選リーグそれぞれの優勝クラブでのプレーオフの勝利チーム)とが自動的に入れ替わる。ただしトップクラッセの優勝チームには昇格の拒否権があり、その場合はプレーオフで敗退したクラブが昇格する。そのクラブも拒否した場合、入れ替えは行われない。

2014-15シーズン所属クラブ[編集]

クラブ名
アヒレス'29
アルメレ・シティFC
FCデン・ボス
FCアイントホーフェン
FCエメン
フォルトゥナ・シッタート
デ・フラーフスハップ
ヘルモント・スポルト
ヨング・アヤックス
ヨングPSV
ヨングFCトゥウェンテ
MVVマーストリヒト
NECナイメヘン
FCオス
RKCヴァールヴァイク
ローダJC
スパルタ・ロッテルダム
SCテルスター
FCフォレンダム
VVVフェンロー

歴代優勝クラブ[編集]

シーズン ディビジョン クラブ
1956/1957 A ADO
B FC Blauw-Wit
1957/1958 A ヴィレムII
B SHS
1958/1959 A FCフォレンダム
B Sittardia
1959/1960 A GVAVオランダ語版
B Alkmaar '54
1960/1961 A FC Volendam
B FC Blauw-Wit
1961/1962 A Fortuna Vlaardingen
B SC Heracles
シーズン クラブ
1962/1963 DWSオランダ語版
1963/1964 Sittardia
1964/1965 ヴィレムII
1965/1966 Sittardia
1966/1967 FCフォレンダム
1967/1968 Holland Sport
1968/1969 SVV
1969/1970 FC Volendam
1970/1971 FCデン・ボス
1971/1972 HFCハールレム
1972/1973 ローダJC
1973/1974 Excelsior
1974/1975 N.E.C.
1975/1976 HFCハールレム
1976/1977 フィテッセ
1977/1978 PEC Zwolle
1978/1979 Excelsior
1979/1980 FCフローニンゲン
1980/1981 HFC Haarlem
1981/1982 ヘルモント・スポルト
1982/1983 DS'79
1983/1984 MVV
1984/1985 SC Heracles
1985/1986 ADOデン・ハーグ
1986/1987 FCフォレンダム
1987/1988 RKCヴァールヴァイク
1988/1989 フィテッセ
1989/1990 SVV
1990/1991 デ・フラーフスハップ
1991/1992 Cambuur Leeuwarden
1992/1993 VVVフェンロー
1993/1994 Dordrecht'90
1994/1995 フォルトゥナ・シッタート
1995/1996 AZ
1996/1997 MVV
1997/1998 AZ
1998/1999 FCデン・ボス
1999/2000 NACブレダ
2000/2001 FC Den Bosch
2001/2002 FCズウォレ
2002/2003 ADOデン・ハーグ
2003/2004 FC Den Bosch
2004/2005 ヘラクレス・アルメロ
2005/2006 Excelsior
2006/2007 デ・フラーフスハップ
2007/2008 FCフォレンダム
2008/2009 VVVフェンロー
2009/2010 De Graafschap
2010/2011 RKCヴァールヴァイク
2011/2012 FCズウォレ
2012/2013 SC Cambuur
2013/2014 ヴィレムII

脚注[編集]

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  1. ^ 当初20チームだったが、ハーレムがシーズン途中で経営破たんし、参加辞退。それとの試合も無効扱いとなったため19チームでの開催となった
  2. ^ 負のスパイラル脱却を狙うオランダ2部 成否分ける再編成後の新フォーマット 中田徹 - スポーツナビ(2013年6月8日)
  3. ^ ピリオド・チャンピオンとはレギュラーシーズンの6節ごとにチャンピオンを決めるものである。 既に前のピリオドでチャンピオンになっているクラブが、同シーズンに再びピリオド1位になった場合はそのピリオド2位のクラブがピリオド・チャンピオンとなる。2位のクラブも既にピリオド・チャンピオンになっている場合は該当なしとなる。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]