エルゼビア

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エルゼビア本社ビル(オランダアムステルダム)。
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エルゼビア (Elsevier B.V.、エルゼビア・ベーフェー) は、オランダアムステルダムを本拠とする国際的な出版社。医学・科学技術関係を中心とする世界最大規模の出版社で、学術雑誌も多数発行している。現在はリード・エルゼビア・グループ(Reed Elsevier Group plc)の100%子会社である。日本法人はエルゼビア・ジャパン株式会社。

歴史[編集]

ロデヴァイク・エルゼフィア (Lodewijk Elzevir、1542? - 1617) が、1580年にオランダのライデンで創業し、エラスムスガリレイデカルトグロティウスらの著作を出した。

出版社としてのエルゼビアは、1880年ロッテルダムで、ロデヴァイク・エルゼフィアの名にちなんでElsevierの名で設立された。したがって、16世紀の著名な出版者のエルゼフィアと現在の学術出版社のエルゼビアの間には直接的なつながりはない。

現況[編集]

現在、The Lancet医学)、Cell生物学)、Tetrahedron Letters化学)などの医薬・生理・科学・数学・工学の先端的な学術雑誌、Trends シリーズや、専門書を出版している欧州屈指の歴史ある学術専門出版社のひとつ。また、自社出版物の内容を収録したオンラインジャーナルのプラットフォームScienceDirect や、有機化学データベースバイルシュタイン・データベース、無料の医学・科学技術文献データベースScirus を運営している。ただし近年は一部に、学術雑誌の購読料が高すぎる(年間5千ドルのものもある)という批判があり[1][2][3][4]2012年にはエルゼビア社の論文誌への投稿をボイコットする運動(学界の春)が起こっている。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ エルゼビア・サイエンス社の円価格問題をめぐって 早稲田大学図書館報 No.66(2000.12.15)p6-7 北風貴紫
  2. ^ 早稲田大学図書館報 No.73(2005.12.15)p2-5 電子ジャーナル・データベース導入にかかる私立大学図書館コンソーシアム(PULC)の形成とその活動について 総務課長 中元誠
  3. ^ 外国雑誌のRenewalと価格問題 鶴見大学図書館 長谷川豊祐
  4. ^ 学術電子ジャーナルの普及と展開:大学図書館におけるWebサービスへの取り組みから 国立国会図書館 7級研修 平成13年9月20日(木)レジュメ 鶴見大学図書館 長谷川豊祐

外部リンク[編集]