エリー・ルルーシュ

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エリー・ルルーシュ(Elie Lellouche、1952年3月5日 - )は、フランスの元調教師

騎手として10年間で170勝を挙げた後に、1978年に調教師免許を取得。

1979年7月にサンクルー競馬場で初勝利を挙げる。平地競馬・障害競馬の双方で実績を積み上げ、1989年ダニエル・ウィルデンシュタインの専属調教師になり、トップレベルの管理馬を得ることとなる。この時期の代表馬にはエペルヴィエブルーなどがいるが、ウィルデンシュタインとの契約は1993年に解除される。しかしその後もフランス競馬での活躍は続き、1996年には自身の代表管理馬と言えるエリシオ凱旋門賞を制覇した。2001年にウィルデンシュタインがアンドレ・ファーブルと確執の末に決別すると、再びその専属調教師に復帰。その後、アクアレリストブライトスカイで2年連続ディアヌ賞(仏オークス)を制している。

2018年2月、調教師引退を表明した。

主な管理馬[編集]